1981-05-07 第94回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
それで、この際、これほどの被害に対しては場合によっては当然特別立法措置も必要であるし、どういうような対策を具体的にとるか、しかも罹災農民が安心し得るような指示が必要だと思うのでございますが、これに対してはどういうお考えを持っていらっしゃるか承りたいと思うのでございます。
それで、この際、これほどの被害に対しては場合によっては当然特別立法措置も必要であるし、どういうような対策を具体的にとるか、しかも罹災農民が安心し得るような指示が必要だと思うのでございますが、これに対してはどういうお考えを持っていらっしゃるか承りたいと思うのでございます。
五十一年度のときよりは少なくとも四割増しの災害があると言っているのに、五十一年度のときよりも手当てが悪いというようなことでは、罹災農民が了解するはずがありません。
もし罹災農民が問題があるという場合は、町村長、農協並びに県も中に入ってこの問題を詰めて、罹災農家の納得のいく数字を決めるようにというふうに私は申してきたのでありますが、まずこの一点どう処置されましょうか、その点をひとつ御回答願いたいと思います。
○国務大臣(大石武一君) 救農土木事業は、なるべく国や各自治体から支出する金が、これが大多数のものができるだけその罹災農民に行くような方向で救農土木事業を進めたいと考えております。 いろいろございますが、いままでいろいろ土地改良とか大きな問題がございます。
そういう意味で、こういう罹災農民の方々が別に出かせぎに行かなくても、自分のうちにおってもそのような収入の道があるような事業をいろいろと考えてやりたいというのが願いでございます。 ただし、その前提となりますものは、できるだけ罹災者に現金を多く、国のいろんな事業に使われる金が多く農民の間に行くことが一番望ましいと思います。
この場合には、大体前にも申し上げましたと思いますが、できるだけこれに支出される金額が大部分がそのような罹災農民のふところに入るような、できるだけ人手を多く使うような中規模あるいは小規模の土木事業、たとえば、農道をつくるとか、あるいは区画整理をするとか、あるいは林業関係の間伐とか枝おろしとか、そのような、できるだけ機械力を余り使わないで金そのものが農民のふところに入るような仕事を中心に進めてまいりたいと
これにつきましては、その基本は、それらの国並びに県、町村の支出する金が罹災農民にできるだけ現金収入として入りますように、余り機械力を使わない、人力を中心とした、たとえば林道であるとか、農道であるとか、区画整理であるとか、その他林業関係の間伐、枝おろし、そういうものを中心とした、人手を多く使う小さな工事を中心として進めてまいりたいと考えておる次第でございます。
罹災農民にその行政措置によって一日も早くあすへの希望を持たしてあげるべきではないか、こういうふうに考えております。政府がその措置をとらなければ行政措置が一向に前に進まないんであります。そこで一日も早く天災融資法に基づく災害に指定するとともに激甚災害法に基づく災害に指定すべきであると、かように考えておるが政府の考えはどうか。やるとするならば早くしてもらいたい。
それはあとでめんどうを見ると言っていながら、年度末になって、特交のときになってもなかなか見てもらえなかった、自治省の措置は行き届かないということで、めんどうを見たと称するそれが、どうもジーンとくるような措置でなかったということが従来多かっただけに、町村長はやりたいけれどもやれない、こういうことで実は罹災農民をおこらしているのですよ。
結局、罹災農民ですから金はないですよ。だから国の力で——よくあることは、めんどうは見るが、一つの補助基準とか融資基準とかがあって、実際はそれに二割、三割を足し前をしなければうちが建たない、修理ができないということが多いわけです。ところが、その足し前する金がないのです。だから、そうしたような場合も含めて、農林省のほうで関係省との接触を持って、これをやらせる、めんどうを見るということができますか。
天災融資法が発動するその間の罹災農民に対する思いやりのある措置として、各地域の災害に対する対策措置としては、つなぎ資金を融資する、さらに返済期に至っている資金についてはこれを延納する、あるいは利子については、被害の程度によって減免措置をとるというようなこと、あるいは農業共済保険の繰り上げ支払い等について適切な指導をするというようなこと等が当然行なわれなければならない、かように考えるのでございますが、
こういうような罹災農民の方に対して政府があたたかい手を伸ばしてやるということも、緊急対策として当然やらなくちゃいけない問題であると私は思うのであります。
○稲富委員 今後の緊急の問題はどうか、罹災農民がほんとうにぼう然自失たる状態でございますので、次の生産に十分立ち上がるためにも、政府がほんとうに温情ある対策をやって、ひとつ救済策を講じていただきたいということを最後に述べまして、私の質問を終わることにいたします。
六 今次災害の顕著な特徴は単作平野部の作物(特に稲作)災害が甚大であることにかんがみ、これら罹災農民を対象とする救農公共事業を早急に起こされるよう措置されたいこと。 七 米穀予約申し込み農家で概算金返納を要するものが多いので、概算金返納に対する利子軽減の措置を講ぜられたいこと。
七俵分は収入がなくなるということでございますので、これらの罹災農民を救うために救農大土木事業を起こしてはどうか。第一に、新潟工業港建設事業を中心とする新潟新産都市建設計画に基づく道路網整備事業の年次計画をこの際繰り上げ、緊急施行することはどうであろうか。これによって罹災農民の収入の道を開くことが緊要と考えるが、政府の所見を求めたいと思います。
○国務大臣(坂田英一君) 今度のこの豪雨の問題、特にこれが食糧、いわゆる米の倉庫とも言われるこの北蒲原を中心にして行なわれておりまするので、この罹災農民に対して非常に私はお気の毒に思っておるのでございまするが、なおあわせまして、私はちょうど穂ばらみ期であります早場米の地帯であります。
ですから、これもせっかく出します以上は、喜んで使えるように、もう少し実情に即して、あまりこまかい官僚的な規制をしないで、罹災農民を信頼する、末端における市町村当局のやり方についてある程度まかせるというふうな、ある程度は大まかさがなければ、応急措置として金を貸すときに間に合わないと思う。
ただ天災融資法等の特例等によりまして、いろいろな方法がとられておるやに聞きますけれども、先刻からもいろいろ論議されましたように、罹災農民から申し上げると、実にわずかな問題であって、これによって十分な再生産意欲はわかないというような現状でありますので、ただいま申し上げましたようなこの助成措置等に対していかなる方策をとられたか、この点をまず承りたいと思うのであります。
天災融資法はまずその程度にしまして、次に自作農維持資金の借り入れについてお尋ねしますが、この自作農維持資金融通法に基づく資金融通の要望も、これは罹災農民からは、天災融資法に基づく資金よりもむしろもっともっと熱望されておるようであります。したがって各被害県からは多くの要望がされておられると思うわけであります。秋田の場合も、冷害等を含めますと、五億一千万の融資を求めておるわけであります。
特に罹災農民にとっては、一番政府にやってもらいたい、その要望している点だと私は思うのでございます。 これに関連して、これと同じ性質でありますが、ただいま申し上げましたのは個人単位の借り入れ金でありますけれども、団体の融資の場合もあるわけです。個人単位の場合は、これを処理する方法も、政府がその決意をすればできるわけですが、団体の場合はかなりむずかしくなると思います。
しかし、ここに出てきた法案については、これでも一歩前進なんですからけっこうだと思いますが、あわせてこの法案について申し上げたいのは、実際にこれを適用して参ります場合に、案外基準というものを締めつけて、実際に貸付をやる場合にはなかなか借りたいと思っても借りられないという状態が往々にして起こりがちなんで、したがってこういう問題については十分罹災農民の立場に立っての処理をしていただきたい、こういうこともひとつお
○政府委員(松岡亮君) 罹災農民の立場に立ってできるだけ希望に沿うように努力せよというお尋ねでございますが、全く私どもも同様に考えておるわけでございます。
六、再生産確保のための罹災農民に対し長期低利資金、金融についての特別措置を講ぜられたい。 七、麦の検査規格の弾力的運用をはかるとともに、等外麦の賢い上げ措置を講ぜられたい。また、買い上げの対象にならない麦については、これを被害額に算入する措置を講ぜられたい。 八、果樹、桑の樹勢回復用肥料、病虫害防除薬剤代金を補助されたい。
罹災農民の多くは、当分の間、全くの無収入状態が続くと考えられますので、これが対策として、第一に、所得税並びに地方税の減免、第二に、救農土木事業を起こすこと、第三に、生活保護法の弾力的な適用、世帯更生資金の貸し付けワクの拡大などがぜひとも必要と考えられます。
そのごく一部がチリ災害がありました際に罹災農民に販売される飼料を安くいたしますように輸送費の補助に使われました。それが約六十万円だったと思います。それだけ使っただけであります。
○西村(関)分科員 この七千五百何がしという金額に相なるということでありますが、これが使われました内訳ですね、今名前をあげられました通りに二、三ございますが、その団体に幾らいったか、そしてチリ災害の罹災農民に対して行ったのがありますが、その他は積み立てておる額が何ぼか、その明細を一つお示しいただきたい。