1952-05-07 第13回国会 参議院 経済安定・大蔵・通商産業・建設連合委員会 第4号
外資というものは、何も電力の外資とセメントの外資と或いは纖維関係の外資と違つたわけじやないのです。大蔵大臣としては、資金が不足でございまするので、できるだけの努力はいたしておるのであります。それからこの会社ができたならば外資がすぐ来るかどうか、これは相手があることでわかりませんが、九電力会社が個々に外資を募るよりも、一電力会社が募るほうがやりいい、ベターであると私は考えておるのであります。
外資というものは、何も電力の外資とセメントの外資と或いは纖維関係の外資と違つたわけじやないのです。大蔵大臣としては、資金が不足でございまするので、できるだけの努力はいたしておるのであります。それからこの会社ができたならば外資がすぐ来るかどうか、これは相手があることでわかりませんが、九電力会社が個々に外資を募るよりも、一電力会社が募るほうがやりいい、ベターであると私は考えておるのであります。
先ず両日の懇談会において得ました大阪の金融事情の真相を申上げまと、その第一は纖維関係に属する問題であります。即ち紡績錘数の四百万制限を取り除かれて以来、数錘は急激に増加して遂に六百五十万錘に達し、生産は激増を招来すると共に、一方朝鮮ブームの波に乗つて業者は将来の利益を当てに銀行から借入れた運転資金を設備の更新又は増設の廻し、纖維品の生産増強は著るしいものがあつたのであります。
ただ当面の問題といたしまして、染料の用途と申しますか、これが御承知のように纖維関係に非常に多く使われており、なかんずく輸出纖維関係に非常に多く使われます関係もございまして、その輸出振興という点と、只今申しました染料工業の確立という点とをどういうふうに調和するかという問題が考えられると思うのであります。
それから次に、化学纖維関係につままして概略御説明を申上げます。人絹スフの関係につきましては終戰当時は生産が非常に少かつたのでございまして、僅かに二千五、六百万ポンドの生産が年間にあつた程度でございます。昨年におきましてはその生産が二億五千二百万ポンドに上つております。
○内村清次君 先ほど纖維関係につきまして政府委員の御説明がありましたのですが、最近の物価騰貴の品目の中におきましてもやはり纖維関係の騰貴が、これは今生産減という問題よりも、むしろ貿易関係や或いは特に消費者大衆に影響いたしておりますことは、これは何と申しましても思惑でありますとか、隠退蔵という問題が各所に起つておる問題であります。
そこで石灰窒素の行政面のほうにおきましても、纖維関係と或いは肥料関係と一本にしてこれを考えてもらいたいというような点、ビニロンにつきましては行政面でできるだけこの線を一元化してもらいたいということが熱心に希望されているのでございます。一応合成纖維の問題につきまして特にそういう点をお願いいたしたいと思います。
次に、労務用物資の問題でございますが、最近相当需給関係が好転して参りましたので、纖維関係、タバコ、ゴム製品というようなものにつきましては、今年の四月以降からは労務配給制を廃止して参つたのでありますが、労務加配米につきましては、現在なお引続き重要な業務に従事します労務者に対しまして、一定の基準によりまして加配米の配当を実施しております。
七番目は物資需給調整に必要な経費でございますが、これは電力、或いは指定生産資材、石油製品等の物資の割当統制をこれによつてやつていたのでありますが、これも先ほど会計課長の説明にございましたように、明年度以降は石油、電力等を除きますと、非常に指定生産物資の割当という仕事は縮小して参るかと思いますが、ともかくも石油製品なり、電力なり、指定生産資材の中でも、纖維関係の割当の仕事は若干残るかと思います。
それは六から十一号までの纖維関係、綿糸におきまして公定価格六万四千円のものが、六月、四月には十二万三千円ぐらいしており、ひどいときには二十三万円、二十四万円という数字になつております。また人絹糸につきましても、公定物価の廃止当時、百ポンド、一万六千二百余円というものが三万円を越えまして、ひどいときは四万円を越えて四万二、三千円というふうな姿になつております。
その次のページを開いていただきますると、今回の取締りは、先刻も申し上げましたように、大体纖維、ことに綿糸布を中心にいたしたのでありますが、纖維関係だけの分をこのグラフに書いてみますると、綿糸につきましては、先刻申し上げました通りのかつこうで下つております。
○專門員(小田橋貞壽君) それでは請願、纖維関係の二件について御説明申上げます。 〔理事玉置吉之丞君退席、委員長着席〕 第百四十一号は、川俣の羽二重の検査をやつている検査所が鶴岡に本所を持つておるのでありますが、その鶴岡に本所があつては非常に不便であるから、川俣の支所を昇格さして貰いたい。それから小高支所を設置して貰いたい。こういう請願なんであります。
今後におきましても、今の纖維関係その他におきまして必要であれば幾らでも出す。私は金を締めるという気持は毛頭ございません。できるだけ出すようにさしておるのであります。
お話のように十月までは整理期ということを言つたと、勿論十月という言葉は使つたのでありまするが、私のあのとき申上げた意味は、最近殊に纖維関係におきまして非常に投売りが起つております。これは一つの原因は、政府が輸出滯貨をどんどん放出して行くことから起つたのであります。
この厖大な滯貨がそのままで持ち越されることについては、あるいは月々厖大な倉庫料がいるとか、あるいは品物の荷いたみがあるとか、その他いろいろな角度から早急な放出の関係も考えられるのでありますが、しかし日本の産業界において一番大きな分野を占めるところの纖維関係が全面的に崩壊するということは、日本経済再建の建前から、これは大問題であると考えます。この点に関することが一点。
○池田国務大臣 纖維関係の滯貨につきまして、今後その処分をどうするかという御質問が第一点だと思いますが、纖維品の輸出滯貨は大体百七十億見積つておりますが、この金額の算定はずつと以前の公定価格によつての算出でございます。ただいまのところではそうはないと思います。百四、五十億くらいかと考えておるのでありますが、昨年来綿製品の放出を相当いたしましたために、市価に影響があつたのであります。
纖維関係の中で然らばそれをどう分けたかと申しますと、御承知のように纖維にはいろいろの種類がありまして、まあ我我の立場から申しまして最もやはり重点を置きますものは綿関係殊に輸出品の綿でございます。最近の実績から申上げますと、金額におきましては総輸出額の約七割が綿糸及び綿布の割当を輸出によつて得られておるというような関係もございまして、最も綿関係に重点を置いておるところでございます。
○油井賢太郎君 大体さつきのお話の中に、少くとも纖維関係の料金は三倍になつた、それから多いものは十一倍といつたようなお話がありましたが、これは調整なさることができるのかどうか。その調整は一体どこでやるのですか。それをちよつとお知らせ願いたい。
問題は、纖維関係としましては全部総合的に見ますと、やはり国内の購買力との関係におきまして、相当相対的に過剩生産の傾向にあるわけであります。
○福井委員 ちよつと関連して——特に私の出身地の愛知県は纖維関係が非常に多い。経済調査庁の担当事項は別に纖維に限つたことでありませんが、日本の纖維産業が輸出産業の六二%も占めておる。
むしろわれわれの集めた情報によれば、相当量の綿糸あるいは綿布がやみに流れているということを入手していたのでありまして、この纖維における流通秩序を確立するということは、將來における原綿輸入の関係の対外信用上も重大な問題であるというふうに考えまして、経済調査廳といたしましては、いわゆる査察の重要なテーマとしてこれを取上げまして、三月一日から最初は二箇月の予定で全國の纖維関係のメーカー、販賣業者につきまして
○田嶋(好)委員 花園纖維関係でお尋ねいたしたいのですが、これはあなたは新聞記者として御存じでしようが、私が先般本会議でこの事件の名古屋から岡崎、岡崎から横浜に再移送した点につきまして報告しておりますが、これは御存じですか。
○一瀬證人 それは花園纖維関係の事件が、東京地檢あるいは厚生省、あるいは警察廳などに波及しているために、事件をもみ消すというために、書類をたらいまわしにしているということを聞きました。
こういうようなわけで、私はこういう政界と申しましようか、官界と申しましようか、いわゆる纖維問題にからんでいろいろな不詳事件が起つておる、こういうことと併せまして、私は現在の商工省のこの纖維関係の行政が非常に綱紀が紊乱しておるのじやないか、こういうふうに考えるのであります。この商工省の綱紀の紊乱ということが、私は纖維につきましては、大小いろいろな犯罪を生む。
この問題もやはり纖維関係の問題と同じことでありますが、今ここにゴム課長が参つておりませんので、細かい御報告は私として申上げられませんが、大体の最初の方針は私としては消費者に重点を置いですべて物事を考えなければならん。消費者の声を聽いてやらなければならんという私の根本的な方針から、ゴム製造業者の意向を押切つて、そういう方向に進んでおりました。
それから統制をはずす問題でありますが、これは今ここでまだはつきり申し上げる段階になつておりませんが、大体これは主として漁業資材の関係、つまり纖維関係の資材が多いのでありますが、従来綿とか、またはマニラ麻等が非常に少いために、その代用になつておりました資材が、價格の関係その他で大分需要が減つているのがあります。
物價廳の方々のある人の意見を聞きましても、あるいは商工省あたりの意見を聞きましても、二割くらいの魚價を改訂するならば、大体補給金はほかのものと同じように、なくしてもよろしいのだというような、纖維関係のことも言うております。
おそらくメリヤス織物などは全然かわると思いますので、纖維関係はぜひとも、ひとつかたい信念を持たれてこの問題に当られんことをお願いしたいと思います。
大体計画しております事柄は、東海班の視察工場の候補地といたしましては、蒲原地区で日本軽金属蒲原工場、浜松地区で日本樂器浜松工場、綿織物関係中小工場、苅谷地区で豊田機械苅谷工場、名古屋地区で愛知時計、岡本自轉車、日本陶器、大同製鋼、豊田自動車、一ノ宮地区で綿織物中小工場、瀬戸地区で陶磁器関係中小工場、それから近畿班の方におきましては、鉄鋼関係で日鉄廣畑製作所、それから扶桑金属大阪工場、纖維関係では鐘紡淀川工場