1948-02-20 第2回国会 参議院 財政及び金融委員会 第8号
日發の設備資金は、戰爭中からの繼續工事であります。發電所の建設資金、それから火力發電所の復舊資金といつたようなものが大部分でございます。運轉資金は、配電會社及び日發のも若干あります。これは、昨年の三月までに、一部赤字融資として出されてたもので、これは四月の料金の改訂の時に織込んで貰つて、四月以降の收益で返せたのでございます。
日發の設備資金は、戰爭中からの繼續工事であります。發電所の建設資金、それから火力發電所の復舊資金といつたようなものが大部分でございます。運轉資金は、配電會社及び日發のも若干あります。これは、昨年の三月までに、一部赤字融資として出されてたもので、これは四月の料金の改訂の時に織込んで貰つて、四月以降の收益で返せたのでございます。
○田中(不)政府委員 ただいまの御質問の新規工事のお話でございますが、鐵道の建設につきましては、いわゆる新規工事と申しても、前年度からの繼續工事に相なつておりましす。そうしまして新線建設と言われますものは、北海道の邊富内線、青森の津輕線、宮城縣の小本線、野岸線、大糸線、維勢線、窪川線、こういうのが新線建設として上つております。但し、これはこの年度から著手いたしたものではございません。
だから施設の荒廢と、戰災によるところの被害とを合せたならば、七百五十億の財産を喪失したということになりますが、戰災による復舊が今後五ケ年間を要するとしましても、七百五十億を五ケ年繼續工事費として、年額が百五十億であるが、從つて鐵道財政に對しては、政府はこれを一般會計において國鐵に年額百五十四億を補充すべきが當然でないかと思うが、この點に對して、これは大臣に一つ伺いたい。
高崎線につきましては殘る高崎・上野間、常磐線につきましては上野・平、山手線の貨物船、福島・米澤間の繼續工事の完成、石打・長岡間、これはこの秋に完成をいたしますが、これだけのもの合計約千六百キロ近いものを完成いたしたい、かように考えておりまして、さしあたり石打・長岡間がこの秋完成いたしますると、本年度といたしまして約三萬トンの石炭が節約できる。