2003-06-06 第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第20号
計画の中にも、先ほど触れられたように、繰り越し税金資産の合理性の確認ということで、公認会計士協会に昨年の十一月の十二日に要請して、検査を厳しく検証してもらうということ、あるいは、金融審議会において繰り越し税金資産に関する算入の適正化についてはやってもらうということになっているわけです。
計画の中にも、先ほど触れられたように、繰り越し税金資産の合理性の確認ということで、公認会計士協会に昨年の十一月の十二日に要請して、検査を厳しく検証してもらうということ、あるいは、金融審議会において繰り越し税金資産に関する算入の適正化についてはやってもらうということになっているわけです。
それからもう一つは、繰り越し税金資産というもので、これは、貸出先の破綻リスクをあらかじめ損金と処理した場合に控除できる税金で、将来戻るであろう税金を資本にカウントした計算で、資本カウントできる前提は、翌年度に銀行が利益を出すこと。しかし、実際には九三年度以降一度も実質的な利益を出していないので、銀行が繰り越し税金資産を資本に入れること自体無意味である。