1995-12-13 第134回国会 参議院 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第2号
○説明員(戸苅利和君) 従来から繰り越し件数の多いということを指摘されておりまして、これを早く処理するということでいろんな工夫をしているのでありますが、基本的には事案が非常に複雑化しているというのが最大の問題、原因だろうというふうに考えております。
○説明員(戸苅利和君) 従来から繰り越し件数の多いということを指摘されておりまして、これを早く処理するということでいろんな工夫をしているのでありますが、基本的には事案が非常に複雑化しているというのが最大の問題、原因だろうというふうに考えております。
こういうことが関係してくるのでありましょうか、表を見る限り前年から繰り越されてくる件数というのが非常にふえているような気がするんですが、こうした繰り越し件数が多い理由というのは一体どういうところにあるんでございましょうか。
いわゆる年度の数字として取り上げますと、年度の途中あるいは年度末に発生しましたものが年度末までに処理できないということで、繰り越し件数として挙がるというものがございますけれども、私どもとしてはその迅速処理に努めてきているつもりでございまして、今後とも未処理についてはできるだけ早く処理できるように考えたいと思っております。
一々お尋ねするともう時間がありませんから、例えば七十六人の労働者災害補償保険審査官、これ、平成二年ですね、それで六十三年度の災害補償保険の審査請求、再審査請求件数が出ておりますが、審査請求だけでも六十三年度の新規が千三百五十九件とか、そして繰り越し件数が千二百七十八とかというふうに多いのですね。繰り越しそのものも多い。
五十三年度が一番新しい数字でいただいているんですが、これは前年度の繰り越し件数だけでも和解、それから裁定あっせん等含めて二百二十四件、それで新たに五十三年度に申し立て受け付け件数が二百五十三件で、五十三年単年度だけで四百七十七件だと。また、聞けばこういう正式に上がってこないいろんな相談事があって、担当の職員の方はもう大変忙しい思いをしているというふうなこともちょっと聞いているわけなんです。
プラス前々の年からの繰り越し件数、そういうものを合わせて見ますと、東京の方がなおかなり件数が多い。ただし、新規申し立てから申しますと、いま先生の御指摘のような数字に相なるかと思います。いずれにいたしましても、こういう実態でございますので、われわれもその改善の方向についてはいろいろと検討しておるところでございます。
ただ、このうち、先生も御指摘ございましたように、漁業補償の関係で繰り越し件数、金額も多くなっておりまして、四十四年度の実績を見ますと、約七九%、八割近いものが漁業補償に関係いたしまして繰り越さざるを得なかったという点、まことに遺憾に存じております。
四十四年度は、前年に対しまして発生率が七二%程度でございましたのと、繰り越し件数が六〇%程度に減少いたしましたので、四十五年、四十六年あたりはかなり少ない姿で推移するかと思います。もちろん、審査請求が大きくなることは、決して好ましいことではございませんが、実体的に多くなってまいりますれば、審判所そのものの拡大も考えなければいかぬだろうと思います。
そういう意味から申しますと、従来大体一万件程度の発生がございましたが、四十四年度は若干それが減っておりますし、四十五年度もさらに減る見込みがあるので、さらに、繰り越し件数と申しますか、前年からの未済件数が最近急速に減ってまいりまして、おそらく四十五年度におきましては従来の七割程度になるであろう。
ただ、繰り越し件数が減った点は、新しい審判所に負担をかけないためにかなり努力をして、一部協議団の人数を臨時にふやしたりいたしまして処理しました関係で、押せ押せでおくれてきたものがだいぶ整理でついてきたという点はあろうと思いますが、今後はそういう点はふえないと思いますので、大体この傾向で行くのではないかと考えるわけであります。
そういたしますと、今後の発生件数にあわせてこの繰り越し件数をこなしてまいりますと、これはほぼ三、四年で漸減するという感じでございます。
まず、私的独占禁止法違反被疑事件につきましては、前年からの繰り越し件数百六十件に加えて、昨年中新たに八十四件の審査を行ない、そのうち十三件については審判手続を開始し、六件については審決を行なっております。
まず、私的独占禁止法違反被疑事件につきましては、昨年からの繰り越し件数百六十に加えて昨年中新たに八十四の審査を行ない、そのうち十三件については審判手続を開始し、六件について審決を行なっております。
この三十年の不払い事件の内容を見ていきますと、前月のものがずるずる繰り越されておって、その繰り越し件数だけを見てみましても、毎月七千五百三十一件、解決しているのはわずかに二千二百二十人件といったような、こんなべらぼうなことが許されるはずのものじゃありません。
現在におきましてはすでに十万に上る特許繰り越し件数があるというような状態でありますので、毎年この審査事務につきまして定員の増加を余儀なくされているわけであります。本年におきましてもそういう状態で、特許審査事務の職員の増加ということはやむを得ないことでありますので、この際三十人の増加を認めたわけでありますが、そのかわり財源は本省の減員分からひねり出したというような形に相なっております。