1963-06-21 第43回国会 参議院 災害対策特別委員会 第9号
、岡部、美里、児玉の二市三町三カ村に及び、罹災戸数三百八十六戸、死者四名、重軽傷者六十名、住家の全壊九十九戸、半壊二百六戸、床下浸水八十一戸、非住家一千五百八十八戸に及び、さらに農作物等の被害は、麦類四億四千三百四十万五千円、水稲八千四百五十六万円、陸稲一千七十二万円、蔬菜八億八千四百四十八万円、果樹二千七百四十三万一千円、ビニール・ハウス九百九万九千円、桑二億三千七百十四万七千円で、収穫皆無換算繭減収量二百九十六
、岡部、美里、児玉の二市三町三カ村に及び、罹災戸数三百八十六戸、死者四名、重軽傷者六十名、住家の全壊九十九戸、半壊二百六戸、床下浸水八十一戸、非住家一千五百八十八戸に及び、さらに農作物等の被害は、麦類四億四千三百四十万五千円、水稲八千四百五十六万円、陸稲一千七十二万円、蔬菜八億八千四百四十八万円、果樹二千七百四十三万一千円、ビニール・ハウス九百九万九千円、桑二億三千七百十四万七千円で、収穫皆無換算繭減収量二百九十六
私ども調査いたしましたところにおきましても、農林省蚕糸局長、ほか各位が各県に出張いたしまして、実情を調査したと、同じそこにはそれぞれ行っておるでございましょうが、まずもって桑園、果樹園、野菜、麦、水苗しろ等に与えた被害は、農林省のただいまの報告でも百六億円以上というのでございまして、おそらく桑園だけでも七万町歩、繭減収の予想は三百三十四万貫、金額にして約八十億円以上の収入減を来たしておるというふうに
また繭減収量見込みを十三万一千六十四貫と推定いたしておりまして、いずれも大差がないのであります。この被害は昨年のそれに比べると、大体四分の一程度でありますが。地域的に見ますと、人間、秩父、大里、児玉郡が著しく、部分的には、昨年の被害にまさるとも劣らぬものがあります。
ところでこの法律の對象となつております共濟目的竝びに共濟事故は、ただいま御指摘になりました第八十四條にありますように、蠶繭の減収に限られることになりますので、問題は繭減収の三十餘萬貫というものをどうするかということに相なるかと思うのであります。