1966-04-07 第51回国会 衆議院 農林水産委員会 第24号
六百十三円は繭格二等で糸歩一六%というのでございますから、平均品位はもっと上になりますので、大体四十年の例をとりますと、六百五十八円くらいに相なろうかと思います。そういうことを考えますと、御参考のために申し上げるわけですけれども、四十年度に取引されました製糸の支払い価格、これが年平均六百九十六円になっています。
六百十三円は繭格二等で糸歩一六%というのでございますから、平均品位はもっと上になりますので、大体四十年の例をとりますと、六百五十八円くらいに相なろうかと思います。そういうことを考えますと、御参考のために申し上げるわけですけれども、四十年度に取引されました製糸の支払い価格、これが年平均六百九十六円になっています。
ただ、将来の保管、蚕繭事業団体との問題もありますから、今おっしゃるように糸歩の減とか繭格の低下とかあるわけですが、どういう保管でどういうふうになったのかということはいろいろ調べて将来の参考にしなければいかん。今まで私どもが見たところでは、これを政府が見なければいかんということには結論はならないと私は思います。
八千七百五十掛と申しますのは、これがちょうど繭格二等糸十六匁のものにつきまして千四百円に相当するわけでございます。いわゆる最低繭価相当額に当るわけでございます。従いまして、いずれも標準掛目は最低繭価見合いで協定をされておるわけであります。それから格差掛目はいわゆる等級間格差でございます、格差掛目は百二十掛。それから減耗率、例の水引きと称しておるものでございますが、これは昨年通り。
千四百円基準で、繭格がいいことと糸歩がいいことで千五百二十八円ぐらいの繭単価についている。そういうような関係もあって、両者の間で割合指導費の問題が簡単にきまっておるので、私どもも実は率直に申し上げて意外に考えておるわけですが、そういう実情であります。
それから繭格が一・三四等、去年が一・八九、これは一から下の端数の数字が大きくなるほど繭格が悪いのでございます。今年は一・三四、去年は一・八九というようなことで、糸歩及び等級ともに今年は非常によろしい。ただ上簇の際の気温が高かったような関係で、一日ばかりみな上簇が早かった傾向があるようでございます。