1997-05-22 第140回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
○高木(賢)政府委員 任意制度化された後の繭品質の評価につきましては、生産者と需要者がみずから行うということが基本であるとは考えられますけれども、依然として、やはり取引に当たりまして第三者による公正なる繭品質評価を求めるニーズは強いと思います。
○高木(賢)政府委員 任意制度化された後の繭品質の評価につきましては、生産者と需要者がみずから行うということが基本であるとは考えられますけれども、依然として、やはり取引に当たりまして第三者による公正なる繭品質評価を求めるニーズは強いと思います。
したがいまして、任意化後もなお引き続き繭検定体制を継続する県、並びに繭品質評価能力を有する民間の機関、大日本蚕糸会というものがございますが、それによりましてこれらのニーズに対応していくという考え方でございます。私どもが県のこれからの対応方針を伺っている中でも、多くの県は引き続きやっていこうということを既に決定しているか、その方向での検討を行っているというふうに承っております。
○政府委員(須賀賢二君) 三十年の十 二月二十三日に決定をいたしました経済自立五カ年計画の中に、蚕糸計画に ついて計画の内容をうたっておりまするところによりますと、この計画は、主として反当り収繭量の増加と繭品質 の向上により達成し、桑園の拡大は、原則として特殊土壌地帯の防災桑園にとどめるということをはっきり計画の中にうたっているわけでございます。
農家経営の安定に欠くことのできない役割を果している蚕糸業につきましては、繭糸価格安定制度による繭価の維持とあわせて、繭品質の向上と生産費の低減をはかることを目標として、施策の充実に努めてきたのでありますが、三十三年度におきましては、蚕糸技術指導の強化に重点を置いて助成の措置を講ずることといたしました。
農家経営の安定に欠くことのできぬ役割を果している蚕糸業につきましては繭糸価格安定制度による繭価の維持とあわせて、繭品質の向上と生産費の低減をはかることを目標として、施策の充実に努めてきたのでありますが、三十三年度におきましては蚕糸技術指導の強化に重点を置いて助成の措置を講ずることといたしました。