2018-05-15 第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
その内容は、四月六日の産経新聞に、元航空自衛隊航空支援集団司令官としてイラク派遣航空部隊指揮官を務められた織田邦男元空将の話もあります。日報の目的として二つあると。指揮官の指揮を適切にし、任務の教訓もまとめるためだ云々があります。
その内容は、四月六日の産経新聞に、元航空自衛隊航空支援集団司令官としてイラク派遣航空部隊指揮官を務められた織田邦男元空将の話もあります。日報の目的として二つあると。指揮官の指揮を適切にし、任務の教訓もまとめるためだ云々があります。
元イラク派遣航空部隊指揮官の織田邦男氏は、新聞のインタビューでこうおっしゃっています。日報は、軍事用語で言えば戦闘速報、速報がまとめられ戦闘詳報になり戦史につながる、歴史的な一次資料であり、研究本部など教訓をまとめる部署に保管されるべきだと。これはそのとおりなんだろうと思うんですよ、自衛隊の現場の感覚からしたら。
また、織田邦男空将、「私の教育論」。平成十九年五月、五十周年記念号の「鵬友」に書かれておりますが、戦後教育を批判なさっておりまして、戦後平和主義は平和カルトをつくり上げたと。平和カルトが国家、歴史、民族と文化をおとしめていると。敗戦トラウマの情緒的風潮と共産イデオロギーに染まった教職員組合に我が国の教育は汚染されていると。そして、日本の歴史教育は日本を衰退させようとしているとしか考えられないと。