1956-05-11 第24回国会 衆議院 商工委員会 第47号
先般の参考人の諸君の公述を聴取いたしました際に、奥村鉄三君の参考公述に関する資料の一部というのがわれわれに配付されたのでありまするが、これによりますと、中小企業安定法第二十九条の発動によって全然注文がとだえたがごとき意味の公述があったようでありまするが、この配付されました資料によりまするときに、綿紡績の生産、織機部門特に織機生産の趨勢を見まするときに、平均しまして一割九分の減産に相なっておるようであります
先般の参考人の諸君の公述を聴取いたしました際に、奥村鉄三君の参考公述に関する資料の一部というのがわれわれに配付されたのでありまするが、これによりますと、中小企業安定法第二十九条の発動によって全然注文がとだえたがごとき意味の公述があったようでありまするが、この配付されました資料によりまするときに、綿紡績の生産、織機部門特に織機生産の趨勢を見まするときに、平均しまして一割九分の減産に相なっておるようであります
それから第八番でございますが、それは織機製造の経営者は、もうそうなりますれば、何とか会社を経営しようと思いますので、せつかく敷いた織機生産のレールをはずしまして、ほかの機械をつくるか、ほかの全然かわつた工場に転換せざるを得なくなりますので、織機の生産及び技術に関心が薄くなりまして、これまた輸出に関係して来ますし、日本の機屋さんの非常に進歩発達を阻害するものと思います。