1960-06-21 第34回国会 参議院 商工委員会 第35号
それによりまして従来中小企業の宿命といわれましたところの原料高の製品安という悪い環境を打破するという見地から申しましても、いずれの見地から申しましても、この際綿花、羊毛の自由化に踏み切るということは、これは長い目で見まして、繊維産業にとりまして長期的に発展させる道であるというふうな観点からいたしまして、政府といたしましては、昨年の暮れ以来、繊維総合対策懇談会で慎重に検討いたしました結果、この際綿花、
それによりまして従来中小企業の宿命といわれましたところの原料高の製品安という悪い環境を打破するという見地から申しましても、いずれの見地から申しましても、この際綿花、羊毛の自由化に踏み切るということは、これは長い目で見まして、繊維産業にとりまして長期的に発展させる道であるというふうな観点からいたしまして、政府といたしましては、昨年の暮れ以来、繊維総合対策懇談会で慎重に検討いたしました結果、この際綿花、
貿易自由化の進展に伴い、繊維原料の輸入自由化が明年四月より実施されることになったのは御承知の通りでありまするが、適切なる準備態勢を欠いたまま自由化に入るならば、繊維産業のみならず、国民経済各般に好ましからざる影響を及ぼすおそれがきわめて大きいのでありまして、繊維総合対策懇談会の答申におきましても、この点が特に強調されているのであります。
その踏み切りに当たりましては、繊維総合対策懇談会という懇談会形式によりまして、業界あるいは学識経験者あるいは関係労働者の代表、こういう方々に委員になっていただきまして、そこで十分検討いたしまして踏み切った次第でございます。
○今井政府委員 この綿花、羊毛の自由化を実施いたします場合に、これに伴って出るいろいろな影響、それを克服いたすことにいかなる対策をやったらいいかということについて、先ほど申し上げました繊維総合対策懇談会で検討いたしまして、それによって約十項目の答申をいただいているのでございます。
○東海林委員 この配付を受けました繊維総合対策懇談会の答申を見ますと、その中に生産数量調整のための共同行為を可能ならしめるよう、法律改正を行なう必要があるというような意見が出ておるわけです。そこで本改正案を見ていきますと、過剰設備の処理に関する共同行為の指示に当たっては、当面の繊維需給を参酌することにしたい。
しかしながら、繊維原料の輸入自由化は、繊維工業はむろんのこと、国民経済各般に影響するところきわめて大きいものがありますので、政府といたしましては、昨年十一月以降、業界関係者、学識経験者及び労働者代表よりなる繊維総合対策懇談会を設け、輸入自由化に関しまして総合的見地から慎重に審議を重ねて参りましたが、同懇談会は本年一月、政府に対して答申を提出いたしております。
しかしながら、繊維原料の輸入自由化は、繊維工業はむろんのこと、国民経済各般に影響するところきわめて大きいものがありますので、政府といたしましては、昨年十一月以降、業界関係者、学識経験者及び労働者代表よりなる繊維総合対策懇談会を設け、輸入自由化に関しまして総合的見地から慎重に審議を重ねて参りましたが、同懇談会は本年一月、政府に対して答申を提出いたしております。
従って先般私は、繊維総合対策懇談会、こういう懇談会を設けまして、綿、羊毛、合成繊維、化繊等の実業人また学識経験者を集めまして、繊維関係につきましての自由化をどうしていくかということを研究さしておる次第でございます。いつできるかということは、国際収支の状況、また産業がそれに打ってかわる準備が必要でございますので、今その点を検討いたしておる次第でございます。
そういうこともありますので、ただいま申し上げましたように、繊維総合対策懇談会というのを開きまして、実業界、産業界の実際を十分聞いてやりたい。私はこの問題についての綿花、羊毛の自由化というのは、もう数年前から言っていることなんでございまして、今ではおそ過ぎる、それで急いでやりますが、急ぐからといって産業界の実情を無視したようなことはいたさないつもりでおります。
そこで政府当局は、昨年十月に繊維総合対策懇談会を設けまして、総合的な見地から対策を練って参りましたが、その審議の結果を参考として、特にこの際、「化学繊維すなわち人絹糸、スフ綿及び合成繊維の生産設備を新たに調整すること」等が必要であると認め、本改正法案を提出して参ったのであります。
○大竹平八郎君 質疑の内容に入りますが、繊維総合対策審議会というものが、従来あるのでありますが、これは紡績、加工、需給、それから機械、各部会、これはむろん登録せられたものが中心だと考えるのでありますが、そういう従来からございまする対策審議会に対しまして、先般できました繊維総合対策懇談会、この関連の問題についてお尋ねいたしたいのであります。
○大竹平八郎君 それから先般の本委員会のときに、私はお尋ねをいたしまして、繊維総合対策懇談会の結論を承わったのでありますが、そのときには、多分格納を綿が二〇%、それから化繊が四〇%というように聞いていたのでありますが、最近の情勢を聞きますというと、綿紡が一五%の格納で、化繊はその綿紡に従うというようなことを聞いているのでありますが、この根拠は、最近の景気というものが上昇してきた結果によって、こういう
そのためには、何か根本的に検討する、検討したらどうかというこの参議院商工委員会の御意見もございまして、私どもといたしまして、昨年の十月に、業界の代表者、学識経験者、それから労働者の代表等も入れまして、繊維総合対策懇談会を設けまして、そこでもって、非常に熱心に検討したのでございます。
政府といたしましては、昨年八月に繊維不況打開のための重点施策につきまして閣議決定を行い、鋭意これの実施に努力いたすとともに、また、十月以降業界人、学識経験者、労働者代表等よりなる繊維総合対策懇談会を設け、繊維産業の不況打開並びに長期的再建対策の樹立につきまして、総合的見地から種々審議を重ねて参りましたが、その審議の結果を尊重し、政府は、現行繊維工業設備臨時措置法の改正による化学繊維の製造設備の調整の
昨年の十月二十九日に第一回の繊維総合対策懇談会が催されまして、自来数回にわたって懇談会が開催されました。
○堂森委員 繊維総合対策懇談会の席上で出された資料だと思うのですが、昭和三十五年度の繊維需給の見通し表というものがあなたの方から出されておる。これを見ておりますと、こまかい数字は省きますが、こうした見通しというものは、大体どういう根拠から出されたものでありますか、説明を願いたいと思います。
昨年の十月の終りから繊維総合対策懇談会が生れまして、それが継続されて参りました。この懇談会の経過中において大体どのような結論が出てきたのか、少しく詳細に答弁を願いたいと思うわけであります。
そういう意味で、この繊維総合対策懇談会でも、理想としてはこの精紡機の登録区分は、いわゆる長繊維と、それから短繊維の二つに分けるべきだということを、この対策の中にもはっきりうたっておるわけであります。
政府といたしましては、昨年八月に繊維不況打開のための重点施策につきまして閣議決定を行い、鋭意これの実施に努力いたすとともに、また、十月以降業界人、学識経験者、労働者代表等よりなる繊維総合対策懇談会を設け、繊維産業の不況打開並びに長期的再建対策の樹立につきまして、総合的見地から種々審議を重ねて参りましたが、その審議の結果を尊重し、政府は、現行繊維工業設備臨時措置法の改正による化学繊維の製造設備の調整の
それから、繊維工業の対策につきましては、昨年の十月以来、学者、経験者及び当業者の代表者・従業員の代表者等を集めて繊維総合対策懇談会を開きまして、長期にわたる総合根本対策を検討しつつあるわけでございまして、今日までに出ました結論といたしましては、従前、野放図にほうつておりました合成繊維の製造設備についても、これに登録制をしくということと、すでに登録制をしいておりますところの人絹、スフ等の過剰になっておる