1967-07-12 第55回国会 衆議院 商工委員会 第29号
そちらのほうの関係の団体で、これを通すことはやがて国内繊維相場を上げることである、だからこれは困ったものだ、こういうことになっている。しかし私どもはそうは思わぬ。いわゆる繊維の消費価格の上げ下げは決して原料が高い安いではない。それが証拠に——私は一人でしゃべっちゃう、大臣に聞いておったってだめだからね。それが証拠に、六万円以下で出血生産であるというておったときにゆかたは一体幾らしていたか。
そちらのほうの関係の団体で、これを通すことはやがて国内繊維相場を上げることである、だからこれは困ったものだ、こういうことになっている。しかし私どもはそうは思わぬ。いわゆる繊維の消費価格の上げ下げは決して原料が高い安いではない。それが証拠に——私は一人でしゃべっちゃう、大臣に聞いておったってだめだからね。それが証拠に、六万円以下で出血生産であるというておったときにゆかたは一体幾らしていたか。
さて、その綿糸、スフ等を中心として現在結成されておりまするカルテル、にもかかわらず、繊維相場はいま幾らになっております。通産大臣。
本日の課題繊維対策というものの参考人に呼ばれましたのは、取引所のおやじという格好でなしに、私ほとんど半生を繊維業者の責任者として暮らして参りましたその関係から、この取引所というものが、どれだけ、ただいま詳しく御説明になりましたメーカー並びに輸出関係の方々のお手伝いをしておるかということを申し上げると同時に、昨年あれだけ泥沼の中のようなところに追い込まれました繊維相場がここまで回復したいきさつについて
また近畿地方は、繊維工業の生産がわが国繊維工業の重要な地位を占めておる関係上、その影響も繊維相場に現われ、その解決策として繊維製品の輸出振興対策の樹立が必要であることを痛感いたした次第であります。 以上申し述べましたような実情から、当面問題となります点を申し上げますと、繊維の輸出に関する件、中小企業金融に関する件、工業用水道建設に関する件、電源開発地点に関する件等であります。
これは繊維相場の推移から見ても、むしろこの一、二年の間は恐慌的であると言っていいと思います。あるいはその過剰投資の様相から見ても、これはもう明瞭であると思う。
そこでもう少しこの方をはっきりさしておきたいのですが、これは事務当局でいいですから、まず繊維相場がどういうふうに推移してきたか。特にこれはもう二年間続いておるのですから、いかに推移してきたか、まずこの点を明瞭にしていただきたい。これが明瞭になれば、いかにこれが恐慌的であるかということがはっきりすると思いますので、まず第一にその点をはっきりしておいていただきたい。
これを改革するにあたつては、まず市況安定による取引の伸張ということが考えられるわけでございますが、繊維相場は現在国際価格を下まわつているような状況でございます。