1974-04-03 第72回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第21号
先生のおっしゃいましたように、ことに繊維業界は石油危機というような問題の直接の影響ということでございませんで、一般の需給関係の変調に基づきまして、滞貨をかかえ、あるいはまた国外の市場の関係の輸出が伸びないというようなことで、非常に繊維業界一般は、毛にいたしましても、綿にいたしましても、いろいろと、かつまた機屋段階、糸屋段階、いまいろいろなところに不況の様相が濃くなっております。
先生のおっしゃいましたように、ことに繊維業界は石油危機というような問題の直接の影響ということでございませんで、一般の需給関係の変調に基づきまして、滞貨をかかえ、あるいはまた国外の市場の関係の輸出が伸びないというようなことで、非常に繊維業界一般は、毛にいたしましても、綿にいたしましても、いろいろと、かつまた機屋段階、糸屋段階、いまいろいろなところに不況の様相が濃くなっております。
申すまでもなく本法案は、繊維製品の正常な輸出の発展に寄与するため、繊維工業設備に関する規制を行うことにより、繊維工業の合理化を計らんとするものでありますが、わが国繊維工業の将来を左右するものとして重大な意義を有するばかりでなく、繊維業界、一般消費者、繊維機械工業、労働者その他にも少なからぬ関係を有するものと考えられますので、この際本案につき、それぞれの立場から忌憚のない意見を承わって、本案審査の参考
○加藤(清)委員 御説ごもつともでございまして、私も繊維業界一般が不況であるとは考えておりません。御承知の通り紡績業界はもうかつたもうかつたの連続でございまして、特に下期におけるところの利益率、ことに輸出不振といわれております毛の場合は、上期の二倍半強もうかつているという実態でございます。