1972-05-16 第68回国会 衆議院 商工委員会 第21号
諸先生方の御尽力により、幸いにして構造改善法の延長が実現した場合におきましては、業界は一丸となって構造改善事業を推進し、大幅な省力化と高度な近代化を達成するとともに、高級化、多様化しつつある繊維品需要に敏速に即応できる生産流通体制を確立できるものに確信いたしております。
諸先生方の御尽力により、幸いにして構造改善法の延長が実現した場合におきましては、業界は一丸となって構造改善事業を推進し、大幅な省力化と高度な近代化を達成するとともに、高級化、多様化しつつある繊維品需要に敏速に即応できる生産流通体制を確立できるものに確信いたしております。
特にこのような分析が繊維品需要の動向について配慮に欠けておるのではないか。特に原糸、布地生産でのコスト分析にのみ重点が傾いて、その結果、量産品種の大企業への集中、特殊番手糸の中小企業による小規模生産という図式で、以下全体を押し流しておる傾向があるのではないかと思うのです。ところが、現在においても実は日本は国際的に見まして、原糸と布地コストは必ずしも高くはないのです。