1977-02-17 第80回国会 衆議院 本会議 第5号
昭和四十四年、米国の繊維品輸入制限問題が起こるや、先生は、自由貿易の原則と、被害なきところに規制なしという筋論をもってこれに対処し、同年五月の、本院における米国の繊維品輸入制限に関する決議の際には、提出者の一員となってその案文の起草に当たり、また、翌四十五年、日米繊維交渉が暗礁に乗り上げるや、福田一議員らとともに訪米し、アメリカの議会筋あるいは政府の要人と会見して、粘り強く日本の実情を訴え、交渉打開
昭和四十四年、米国の繊維品輸入制限問題が起こるや、先生は、自由貿易の原則と、被害なきところに規制なしという筋論をもってこれに対処し、同年五月の、本院における米国の繊維品輸入制限に関する決議の際には、提出者の一員となってその案文の起草に当たり、また、翌四十五年、日米繊維交渉が暗礁に乗り上げるや、福田一議員らとともに訪米し、アメリカの議会筋あるいは政府の要人と会見して、粘り強く日本の実情を訴え、交渉打開
その内容をあらためて申し上げますならば、 米国の繊維品輸入制限に関する決議 米国の求めている毛・化合繊製品の輸出自主規制は、明らかにガットの精神に違反するものであり、かかる制限は、目下構造改善を推進しつつある繊維工業に深刻な打撃を与えるのみならず、中小繊維業者にとっては死活の問題であつて、これを容認できないことは昨年四月の決議で表明した通りである。
知野 虎雄君 ————————————— 委員の異動 十月十九日 辞任 補欠選任 桑名 義治君 近江巳記夫君 和田 春生君 岡沢 完治君 同日 辞任 補欠選任 近江巳記夫君 桑名 義治君 岡沢 完治君 和田 春生君 ————————————— 本日の会議に付した案件 本院において行なつた、米国の繊維品輸入制限
昭和四十四年五月九日、米国の繊維品輸入制限に関する決議が本院において行なわれておりますことは、御承知のことでありますが、今回、繊維に関する日米繊維協定の仮調印が行なわれましたことについて、内閣総理大臣からその経緯の説明を願います。内閣総理大臣。
御指摘のとおりでございますが、一口に申しますれば、ちょうどスタンズ長官が来たときに際会しますが、衆議院の本会議でも米国の繊維品輸入制限に関する決議というのが決議されております。政府といたしましても、当時も御趣旨ごもっともでございますから、この御決議を尊重して対米交渉を善処いたしますという趣旨のお答えをいたしておりますが、今日に至りますまでその姿勢に変わりはございません。
一昨年よりの日米繊維交渉に関して当委員会において、昨年四月四日、米国の繊維品輸入制限に関する件につき決議を行なったのでありますが、その際、通商産業大臣も、決議の趣旨を尊重する旨を表明されました。最近の情勢を見ますと、決議の趣旨に合致しない結果となるおそれがあるように感ぜられます。今後の交渉にあたっては、十分決議の意を体して努力されたいと存じます。 宮澤通産大臣。
○田畑委員 私は、持ち時間がもうあとわずかでありますので、二、三、繊維の問題で佐藤総理にお尋ねをしておきたいのですが、佐藤総理は、昨年の五月九日衆議院において、米国の繊維品輸入制限に関する決議案が採択されたことは百も御承知であります。またこの国会になりましても、先般、政府の非常な弱腰を見るに見かねて、四党の国会対策委員長が共同して、政府に決議を尊重するように申し入れをしておるわけです。
○山本敬三郎君 私は、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党共同提案をもって、米国の繊維品輸入制限に関する決議案を提案いたします。案文を朗読いたします。
すなわち、大久保武雄君外九名提出、米国の繊維品輸入制限に関する決議案は、提出者の要求のとおり委員会の審査を省略してこの際これを上程し、その審議を進められんことを望みます。
————◇————— 米国の繊維品輸入制限に関する決議案(大久保武雄君外九名提出) (委員会審査省略要求案件)
米国の繊維品輸入制限に関する決議案を議題といたします。 —————————————
まず、決議案の取り扱いに関する件についてでありますが、昨日、小宮山重四郎君外三名から、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党四党共同提案にかかる、わが国における宇宙の開発及び利用の基本に関する決議案が、また、大久保武雄君外九名から、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党四党共同提案にかかる、米国の繊維品輸入制限に関する決議案が、それぞれ提出されました。
また、米国の繊維品輸入制限に関する決議案の趣旨弁明は、提出者の大久保武雄君が行ないます。 なお、本決議に対しまして、内閣を代表して、愛知外務大臣並びに大平通商産業大臣から発言があります。 —————————————
○知野事務総長 二が終わりまして、大臣の発言は二の繊維品輸入制限に関してだけでございまして、一については政府の発言はございません。 一につきましては、全会一致でございますが、日本共産党が棄権だそうでございます。
ところが、米国の化合繊維品輸入制限や特恵関税の実施など、外国からの圧迫——外圧はまことにきびしい。かりに米国の輸入制限が実施されますというと、国内での繊維品の過剰供給は必至であります。また、繊維品以外への輸入制限の波及のおそれもまさに大きいと思われる。また、特恵関税実施は、いまやわが国にとっても時間の問題でありますが、当面実施する特恵品目は何であるか。その税率はどういうことになるか。
――――――――――――― 本日の会議に付した案件 通商に関する件(繊維製品の輸出振興問題) 米国の繊維品輸入制限に関する件 ――――◇―――――
最近、米国が繊維品輸入制限を行なわんとする意図は、みずから主張してきた自由貿易主義に逆行するものと思われます。しかもこのことは、わが国繊維産業にとってはかり知れない悪影響を及ぼすことになり、看過し得ない重大な問題であると存じます。この趣旨のもとに、先ほどの理事会において御協議願ったとおり、米国の繊維品輸入制限に関する件について、各位の御替同を得て、本委員会の決議を行ないたいと存じます。
よって、米国の繊維品輸入制限に関する件を本委員会の決議とすることに決しました。(拍手) この際、通商産業大臣から発言を求められておりますので、これを許します。大平通商産業大臣。