2005-05-10 第162回国会 参議院 法務委員会 第17号
確かに、入ってみますと、秋霜烈日といいましょうか、あるいは繁文縟礼といった刑務所の中の厳しさ、規律の厳しさというのは想像どおりでしたが、何よりも驚いたのはその刑務官の人たちの仕事の大変さでした。 私は、東京都議会議員時代も含めて、約十二年近く議会に籍を置いていましたから、どうしても公務員の皆さんの働き具合というのは気になってしまうんですね。
確かに、入ってみますと、秋霜烈日といいましょうか、あるいは繁文縟礼といった刑務所の中の厳しさ、規律の厳しさというのは想像どおりでしたが、何よりも驚いたのはその刑務官の人たちの仕事の大変さでした。 私は、東京都議会議員時代も含めて、約十二年近く議会に籍を置いていましたから、どうしても公務員の皆さんの働き具合というのは気になってしまうんですね。
私ども政治的な立場がある人間からすると、これはちょっと考えてもらわないと、こんな繁文縟礼というか面倒なことを一々やっていたのでは、例えば緊急援助隊四十八時間以内に出動なんというときは一体どうするんだという基本的な疑問が私は出てまいりましたけれども、いかがでしょうか。
○政府委員(長沢哲夫君) まず私から、制度の仕組みの面でおっしゃる趣旨の点をお答え申し上げたいと思いますが、先生御指摘いただいたように、今度は承認基準を定めてその基準に基づいて県の構想を承認する、そういうソフトな仕組みにしておるわけですが、その承認基準自体もいわゆる繁文縟礼は避けまして、ごく基本的な要件を定めまして、それに該当すればできるだけ都道府県の裁量の余地を大きくするような形で承認してまいるつもりでございます
不断にやらなければいけないのは国と地方を通じるところの行政の繁文縟礼を常に整理していく、これが一番の本当の意味の行政改革だ。 そういう意味で、今権限を委譲しても費用がどのくらい出るか計算してないなどということは、私は大変怠慢だと思う。これをやればどのくらいの行政費用の効果が出てくるのか、きちっと計算しながらやらなければいけない。
そして繁文縟礼を廃止して、そして経費も安く、人も少なく、そしてまた国民もいろいろな役職、行政に縛られなくても楽に手続ができる、これをねらっておるわけなんですね。だから、地方自治体もあるいは国の臨調も行革審も全部これを整理しろ、こう言っているのです。 ところが遅々として進まない。二回やってたった百近くしかできてないけれども、単に数の問題だけじゃないのです。
しかし、両方に書類を出させる、こういう繁文縟礼のようなことをやめさせてすかっとする、このことも必要だと思うのですが、この際どうですか。
といいまして、別に繁文縟礼な書類をふやしているわけじゃありませんで、出願の技術の内容の説明の資料でございますが、それがどんどん厚くなってまいっております。それは理解をするのに非常な時間がかかる。それからまた、技術の内容が、先生御指摘のように高度化するのはもちろんですが、横断的に、なっているわけです。
秘密主義、繁文縟礼、先例踏襲、画一主義、法規万能、役得利用、傲慢、不親切がその内容だと、これが官僚主義の本質だと、こう言うんです。 だとすれば、先ほど比喩的に使われたと、こうお答えになりましたけれども、それだけではこれは済まない内容をかなり述べておりますがね。これは、もっぱら高級公務員はこれにぶつかるんです。
○中曽根国務大臣 特殊法人は政府関係機関として官庁と隣り合わせにあるような仕事をやらしているということでございますが、これが繁文縟礼や肥大化の原因にもなっておりまして、これを順次整理しつつあります。第二次の臨時行政調査会におきましても本格的検討を開始しておりまして、これが機構あるいは人員あるいは給与のあり方等につきましても、思い切った案が出ることを期待しております。
とにかく、こういうものを切るということが非常に大きな繁文縟礼をなくする。一方では金は出ていき、一方では経費の節減という面で、必ずやらなければいけないことだと思います。 それからもう一つ二番目は、特にこれは廃止した方がいいのは、いま新聞をかりて申し上げました零細補助金であります。これはもう絶対に排除すべきであると私は思います。
非常に民間のことをよく察知して手続もわりあいに早くやってくれると、そういうような点もあって交付金に集まってくると、そういうこともあるので、ある意味においては官庁の繁文縟礼や硬直性を救って、落ち穂を拾っている面もなきにしもあらずである。しかしまた、一面においては、それがためにまたいろいろ批判を受けているという面もあります。
千万言を費やしても、国民にとってわかりやすい標示、標識、これが何よりも大切なことで、法律を整備したり繁文縟礼をもって、それで規制を国民に加えていく、これが私は正しい道路安全行政というものじゃないと思いますから、いま検討を加えるとおっしゃいましたから検討を加えてください。そして思い切って全国の道路から高いという字と真ん中の中という字は取っていただきたいと思います。
この辺は余り触れたがらない議論のようでございますけれども、こういうようないわば繁文縟礼に似たむだの集計というものは大変なことになるだろうと思っております。これは行管あたりでひとつそうしたむだの累積集計ということをやってみられたら、今日の国民心理と申しますか、行政の運営の上に警鐘乱打の大きな役割りをすると思いますが、そういう御企図はいかがなものでございましょう。
一番官僚的な教育なり外交なりの大きな失敗は、面一的なそしておもしろみのない、繁文縟礼的なことが多い。そうじゃなくって、歌を歌ったり踊ったり、たらふくおいしい物を食べたり、そういうふうな生きがいを感じるような愉快な一つの私は民族育成政策というものをやっていくことが一番いいんじゃないかと思うが、これは宮澤さんあたりがやっぱりもっと踏ん張って考えてもらいたいと思うんですが、どうでしょうか、大臣。
都道府県の知事を経て被害者に行くという組織、知事において公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法に基づく認定をした上で被害者に対してそのような恩典を及ぼすというようなこと、さらにまた反面には公害に係る無過失責任法によりまして損害賠償というものがおのずからそこに支給されていく、このような仕組みになっておるということを一応自分で図解をしてみたのでございまするが、この行き方、こういう方式というものが繁文縟礼
繁文縟礼ということばがあります。こんなものだったら、他の法律どおりやるのであれば、こんな九条なんというのは要らないじゃないですか。
したがいまして、本件に関しましては、これは水産庁とも十分具体的なこまかい内容を話し合いをいたしましてあらかじめきめておく、そうしてそれを末端に十分流して徹底をさせる、そういうことにいたしまして、先生のおっしゃる趣旨の繁文縟礼に流れることがないようにいたしたいと思います。
こういう点もあるわけでありますから、したがって、なるべく繁文縟礼はやめたいのでありますけれども、最小限度のものはやむを得ない、かように考えておるわけであります。
そうしてその間において、従来役所がとっておった繁文縟礼といいますか、非常にめんどうな点を私は発見をした。
法制局で法案を審議しますけれども、法制局は純法律的な立場に立って許認可の必要の有無を考えるのでありまして、政策的に必要であるかどうか、実効が上がるかどうか、繁文縟礼じゃないかということは必ずしも審査の基本ではないようでございます。したがって、行政管理庁でこれにタッチすることが適切かと思いますが、法案の審査の際、事前に審査する権限を行政管理庁に与えるということについての検討事項かと思います。
こういうようなことがいたずらに繁文縟礼になるとか、あるいは役所をふやすとか、こういうことになって、簡素、強力、効率的な役所にならない、かように私は思っております。 たいへん長くなりますが、ただいまそういう方向で、この上ともあまり短気を起こさないで、もう少し時間をかして政府を御鞭撻賜わりますようお願いしておきます。