1947-12-08 第1回国会 衆議院 国土計画委員会 第34号
よつて内務省としては、最近治水に關して長期かつ總合的な實施計畫の樹立竝びにこれが實施を期するとともに、地方各地方の開發事業については國土保全と重視して、其の開發に總合性を與へるため地方總合開發計畫としてその實施に十分注意を拂つております。
よつて内務省としては、最近治水に關して長期かつ總合的な實施計畫の樹立竝びにこれが實施を期するとともに、地方各地方の開發事業については國土保全と重視して、其の開發に總合性を與へるため地方總合開發計畫としてその實施に十分注意を拂つております。
○野原委員 岩手山麓の開拓竝びに岩手種畜牧場擴充の請願でありますが、本請願の要旨は、岩手縣におきまして、岩手山の山麓一帶が開拓地としてきわめて適當な場所であり、あの地帶一帶を國營をもつて總合開發をいたしたいというのでありまして、現に各開拓の地帶はばらばらに分れて、すでに開拓に著手しておりますけれども、その間に一貫した方針もないような状態でありまして、開拓の成果ははなはだ心配にたえないのであります。
本地域につきましては、さきに岩手縣より總合開發事業としての調査方を本省に依頼してまいりました。そこで本省といたしましては、總合開發の豫定地域としまして仙臺農地事務所の事業部と連絡をしまして、目下該地帶に對する調査を進めております。
現下都道府縣議會は管下の食糧、燃料の生産需要の調整、建築資材の輸送、開拓の促進、北海道の總合開發、行政運營上の研究宿、調査を要することが多いため、圓滑なる自治行政の進展をはかる一助として、都道府縣議會員に管下鐵道の無賃乘車券を交付されたいというのでございます。
それから特に岩手山麓のごとき、非常に廣大な地域を總合的に開發するためには、國力の強力な發動を主張するという點も、これはお説の通りでありまして、この點につきましては、總合開發のためには、ひとり開拓局だけの力ではむろんまいりません。農林省方面といたしましても、山林あるいは畜産といつたような面の關係もございます。
○野原委員 岩手山麓總合開發の問題につきまして、ただいま開拓局長のお話でたいへん結構だと思います。つきましては、この總合開發の問題に關しまして、ただいま具體的に何らかの御計畫があるかどうか。實は縣としましては、あらゆる機關がぜひこの實情を調査され、そうして一日も速やかにこの岩手山麓の開發の具體的な計畫を立ててもらいたい。そのために、いろいろと現地もそのことを要望しておるわけであります。
なお鹿兒島縣におきましても、こういうような大きな大隅、熊毛總合開發計畫という白書を出しまして、縣廳の中に一課をば置きまして、縣民の總意によつて大隅、熊毛の總合開發をいたしまして、わが國の國土開發の一助にしたいといつて、非常な努力をしておるような次第であります。
本日の日程は北海道總合開發機構に關する件、それから請願は町村の財源付與に關する請願、第二は行政書士法制定に關する請願、茅ヶ崎町に市制施行の請願であります。その次には陳情が第一より四十三まで、以上が本日の日程であります。
——それではこの日程の北海道總合開發機構に關する件の審議は、きようはこれで止めておきます。 —————————————
○林政府委員 北海道の總合開發の必要性につきましては、屡次この常任委員會の席上でも御質問もあり、お話申し上げましたところをもつて御了承と存ずる次第でございます。ご承知のごとく北海道總合開發ということは必要なことではございますが、時勢の進展に伴いまして、これを一つの省で掌握していくことは不適當だという見地から、先月でしたか、内務省でもつている北海道開發に關する權限を各省に分散いたしました。
————————————— 本日の會議に付した事件 北海道總合開發機構等に關する件 道路交通取締法案(内閣提出)(第四〇號) —————————————
會議に對する件は、日程を變更いたいまして、北海道總合開發機構等に關する件を審査いたします。政府より説明を求めます。林地方局長。