1948-05-26 第2回国会 衆議院 水産委員会 第15号
御承知の通り遠洋漁業、特に機船底引網漁業及び機船トロール漁業につきましては、連合軍總司令部の格別なる御指導と御支援によりまして、漁船の建造、資材の特配等適切なる御措置をいただき、逐次その業績をあげつつありますことは、わが國食糧問題の現状に鑑みましてまことに御同慶に存ずる次第であります。殊に一昨年六月漁區擴張が許可されまして以來、業者は連合軍の御好意にこたえまして懸命の努力を續けてまいりました。
御承知の通り遠洋漁業、特に機船底引網漁業及び機船トロール漁業につきましては、連合軍總司令部の格別なる御指導と御支援によりまして、漁船の建造、資材の特配等適切なる御措置をいただき、逐次その業績をあげつつありますことは、わが國食糧問題の現状に鑑みましてまことに御同慶に存ずる次第であります。殊に一昨年六月漁區擴張が許可されまして以來、業者は連合軍の御好意にこたえまして懸命の努力を續けてまいりました。
第一點の總司令部の發表に關する日本の開拓計畫についての政府の所信ということでございましたが、開拓につきましては、食糧の自給程度を高めたいという目的を以てやつておりまして、政府といたしましても完全なる自給ができるとは、只今のところ確信を以て考えておるわけではないのであります。尚この問題につきましては後程御懇談を願いたいと、こう考えております。
それは去る十一日頃の新聞に掲げられておりました總司令部當局の開墾計畫に對する發表でありまして、各新聞の記載は必ずしも一致いたしておりませんが、ここに讀賣新聞の要點を申上げますると、日本政府の土地開墾計畫は缺陷が多く、輸入食糧を輕減することにはならんという大體の結論から、するいろ理由を擧げております。
昭和二十一年十一月云々とありますのは、昭和二十一年十一月二十日の太平洋方面米國陸軍總司令部渉外局の發表で、連合軍最高司令部引揚計畫の下において、故國に歸還することを拒む日本における朝鮮人は、正當に樹立された朝鮮政府が、朝鮮國民として彼らを認めるような時期が來るまでは、日本の國籍を保有する者とみなされることとし、又それに續いて昭和二十一年十一月二十日、太平洋方面米國陸軍總司令部渉外局發表によりますと、
○東政府委員 ただいま申し上げました輸入を懇請いたしております數量は、總司令部との打合せ濟みの數量でございまして、これだけは輸入することを約せられておるものであります。ただその時期につきましてはつきりした見透しがつかないことは遺憾でありますが、サントニンなどはすでに少量ずつではありますが輸入せられつつある状況であります。
しからば總司令部はこの配船をいかなる状況において行つておられるかと申しますと、ごく最近の四箇月間、すなわち七月、八月、九月、十月の四箇月間をとつて申し上げますと、ソ連側から七月において送還を通報し船を要求してきたのは、五萬二千三百名に對する配船要求であります。これに對して最高司令官は五萬九千人分の配船をしております。實際にその船に乘つた數は四萬六千五百八十四人であります。
私がソ連向け配船は過去四箇月をとりまして十何パーセントかの餘剩があると申しましたのは總司令部の發表に基いておるのであります。それは四箇月間をとりましたが、その以前もずつとそのような状況にあるのであります。
ロシヤで現實に聞いてきた話と、歸つてきてからの實情とはまるきり違うという一つの實例が、配船の問題でありまして、これは總司令部が正式に發表されましたように、常に餘裕を見て日本からは船が出發しておるのであります。從いまして船が足りないために、ナホトカに引揚者がたまつてしまうていうことは、今まで一囘もなかつたと斷言し得るのであります。もし多數の引揚者がなおかつそのような疑問をもつて不安に感ずる。
第五には、わが國の人口動態統計は、從來より戸籍上の出生、婚姻、離婚及び死亡の届出に基いて集計されておりましたが、昨年七月以降この人口動態統計が、連合軍總司令部の指令に基いて畫期的に改善され、これに即應して戸籍法も數次の改正を見たのでありますが、さらにまたその要請にこたえるため、本改正案第四十八條、第四十九條等で、出産届に醫師、助産婦その他の者の出生證明書を添附させ、出生の年月日等に關する不實な記載を
第五には、我が國の人口動態統計は、從來より戸籍上の出生、婚姻、離婚及び死亡の届出に基いて集計されておりましたが、昨年七月以降、この人口動態統計が聯合軍總司令部の指令に基いて畫期的に改善され、これに即應して戸籍法も數次の改正を見たのでありますが、更に又その要請に應えるため、本改正案第四十八條、第四十九條等で、出生届に醫師、助産婦その他の者の出生證明書を添附させ出生の年月日等に關する不實な記載を防止し、
私どもは總司令部が日本の民主化を心から願つておる、それらの内容におきまして、ほんとうに農村の實態を把握していきますならば、これら農村のほんとうの要望するところの、完全農地開放を主體とする第三次農地改革をなし得るものである。かように考えて政府の一段の努力なり、またそれぞれの關係方面の努力によつて、これを強力に推進することが最も必要である。こういうふうに考えておるのであります。
すなわち、昨年の十二月十九日の引揚げに關する連合國總司令部とソヴイエト代表との間の協定が成立いたしました際には、總司令部といたしましては、毎月三十六萬人ずつの引揚げを行うのに十分な船舶を提供する用意があるということを提案されたことが明らかにされておるのであります。
このソ連地區の七十四萬四千名餘りという未歸還者が、ただいまの状況でいつ引場げが完了するかという點を申しますと、現在引揚げの基礎になるのは、昨年十二月十九日に總司令部代表と對日理事會、ソ連代表との間に協定された引揚協定により、月五萬平均という數によつて行われておりますので、この月五萬の率でまいりますと、今後なお十五箇月近くかかるのであります。
もちろん總司令部の支配のもとにある日本の國が、自由にこの計畫をする上においては、いろいろの支障もありましようけれども、しかし將來日本が文化國家として立つ上において、日本人の文化生活を向上する上において、また國策の樹立、産業の再建をはかる上においても、最も重大なことでありまするから、これについては何らかの御計畫があることと思うのであります。
そのいききつを説明されましたので、これは最も確實なる根據があるものといたしまして、われわれのところではその内容を檢討いたしまして、これはいかなる權限に基いて、いかなる法律に根據して、このような裁判を行つておるのであるかという説明を求めると同時に、現在殘留中の者の速やかなる内地送還――このようにして勾禁されておる者の審理を速やかに實施して、できれば内地で服役する方法をとつてもらいたいという申出を、正式に總司令部
昭和二十年の十二月、連合軍總司令部の覺書によりまして、日本放送協會を再組織するため、國民の各層より選出した委員會を設け、協會々長候補者の推薦を行い、新會長の決定後は、これらの諮問機關となつて協會の政策決定につき必要な助言を與え、また協會の再組織及び放送の倫理規範の決定につき考慮すべきことが、當時の逓信院總栽に通達せられたのであります。
今日のわが國の人口問題に對して、戰後最初に簡單率直な解明をせられましたのは、昨年の二月九日の連合軍總司令部公共衞生福祉部長サムス大佐のそれでございます。この解明によりますと、日本國民が戰爭前に攝取していた一人當り二千百六十カロリーの熱量で、今日なお日本の人口を養おうとすれば、現在の日本が養い得る人口は、わずかに四千七百萬にすぎないということが發表されております。
勿論官廳であり、從業員は公務員でありますから、その本質に悖らないようにしなければならんということは言うまでもありませんけれども、單に給與制度だけの問題ではなく、例えば組織の問題、機構の問題につきましても、これは先般も伺つたのでありますが、總司令部方面から墾切な指導を受けておられるということでありますから、段々にいい機構ができると思うのでありますが、例えば一般官廳が地方に局を持つようになりますと、やはり
○鈴木説明員 町内會、部落會の制度は、御承知のように連合國總司令部の方からいろいろお話がありまして、それに基きまして本年の五月に、ポツダム政令によりましてこれを廢止することにいたしたわけであります。
もし第三國人なるがゆえに、日本の警察がこれをいかんともすることができないならば、政府は總司令部に懇請をいたしまして、その力をかりて日本國の經濟秩序の維持のために、日本國民の生活確保のために、斷固としてこれを取締る決意があるかどうか。私はそれを政府に質したいのであります。
總理廳の統計局の消費者價格の調査というものがありまして、これは非常に權威あるものだ、總司令部などでも非常に權威あるものと認められておるということでありますが、この調査によりますると、一般消費者の支出は、八月において半箇月で三千圓を超える。一箇月では六千圓にもなるのでありましようが、安本の物價廳の調査では、勞働者標準家族の月收を約三千圓、支出を約三千三百圓と推定しておるようで、半分違つておる。
日本警察改革に關する總司令部の發表の中で、東京における日本人犯罪の五八%を占める少年の取扱いについて、少年保護部設置を勧奬しておるという言葉がありますが、これはなるほど、敗戰による日本の社會の混乱によるということが大きな原因であると思いますが、最近驛の賣店及び書店の店頭にエロ、グロ、あるいは獵奇という雜誌が自由に賣られておつて、あたかも少年少女がのんきな父さんや、少年の冒險を見るように自由に閲覧し、
○松谷委員 ただいまの大臣の御説明、あるいはまた現状を考えたときに、ソ連代表と直接交渉のできないということは、十分了解ができるのでございますが、先ほど私の申し上げた點について、それでは總司令部の方へでも何か具體的に政府の方から嘆願をしていただいたことがあるのでございましようか。あるいはまたその點についてはまだ具體的にその限りではないという現状でございましようか、それをお伺いいたしたいと思います。
〔小竹專門調査員朗讀〕 國政調査に關する資料 一、豫算制度に關する資料 1、昭和二十年九月以降現在まで連合軍總司令部より發せられた財政制度、財政政策及び金融に關する指令竝びに關係國内法令の主要なるものの全譯及び原文 2、米國における脱税防止法の要旨及び全譯 3、米國の租税制度及び所得税の特徴に關する調査資料 4、英國、米國及びソ連邦における豫算編成と監督に關する調査資料