1959-03-17 第31回国会 衆議院 商工委員会 第30号
しかもこれば地盤沈下と関係がないと思いまして、私ども自分の手で護岸を行い、また海岸決壊防止の縦堤を四本築き、それを防いでいったのであります。現在ではその縦堤がすでに一メートル六十センチ水面から下っていってしまっておる。こういうことで私どもの方の工場も現在の水位と地表面との差は、わずか五十センチくらいになっており、しかも潮が上って参りますとその水位が上ってきて工場の一部は水浸しになっております。
しかもこれば地盤沈下と関係がないと思いまして、私ども自分の手で護岸を行い、また海岸決壊防止の縦堤を四本築き、それを防いでいったのであります。現在ではその縦堤がすでに一メートル六十センチ水面から下っていってしまっておる。こういうことで私どもの方の工場も現在の水位と地表面との差は、わずか五十センチくらいになっており、しかも潮が上って参りますとその水位が上ってきて工場の一部は水浸しになっております。
現場での説明によりますと、潜堤、縦堤及び護岸工事も予定の九〇%程度が完成し、三つが総合的な効果を発揮するようになったので、海岸の決壊は一応とまっているということでありました。 続いて、東海岸の新潟鉄工所に行き、地盤沈下の実情を見ました。ここはつい最近地面のかさ上げをしたということでありましたが、水面は足元近く、常時排水ポンプは運転しているということでした。
海岸侵蝕につきましては、西海岸では七キロにわたり二百六十ないし三百六十メートルの決壊で、三列の砂丘のうち、最後の砂丘のわずか三分の一を残すのみで、すでに民家まで三十メートルの間近に迫っており、東海岸では約三キロ二百五十メートルの汀線の後退を生じ、昭和二十年以降現実に相当の被害を生ずるに至ったため、昭和二十六年度以降、災害復旧費三億七千万円、災害対策工事費十億円等により、昭和三十三年度完成予定で潜堤、縦堤
それで終戦後私たちはこの海岸決壊防止のために十億の海岸決壊防止対策というものを立てまして、潜堤と縦堤とそれから護岸によってこれを防いで参りましたが、それと同時に浚渫した土砂を毎年そこに補給いたしまして、やや今安定の状態にあるのであります。
でありますから、課長が知事と言われたのは、前の知事のことだと御了承いただきたいのでありますが、そこで私は就任しましてここに、ちょっとごらんになりにくいのでありますけれども、沿岸流を断ち切るために縦堤というものを出しました。
された三角州であるために、大河沖分水によって土砂の大部分が寺泊海岸に放出されることになった結果、波浪による土砂の喪失と供給のバランスが破れたためと、延長千五百メートルの四突堤ができたため、季節風による激浪がこれに沿って流れを変え、西向きの流れを生じ、砂丘の根本の砂がくずされ、海底の土砂が著しく浮遊撹乱されたために、こういう点から、以前三つあった砂丘が現在では二つ半も欠壊して、目下この対策として潜堤、縦堤