1958-02-18 第28回国会 衆議院 商工委員会 第7号
今度、検討が行われているといわれる七人委員会なり、その他の機関におきまして、縦割論、横割論なんて、ちっとも検討されていない。初めから、今の縦割論になっておりますところのブロックを中心として問題が進められておる。このブロックを中心として問題が進められております限り、地域的なアンバランスの問題は見当はずれです。
今度、検討が行われているといわれる七人委員会なり、その他の機関におきまして、縦割論、横割論なんて、ちっとも検討されていない。初めから、今の縦割論になっておりますところのブロックを中心として問題が進められておる。このブロックを中心として問題が進められております限り、地域的なアンバランスの問題は見当はずれです。
もちろん国内金融と貿易金融とのつながりが全然ないということは申すべきでないと私は考えますが、すべての金融について、ある一つの金融が初めから終りまで一本でつながらなければならぬということはないので、これは縦割論、横割論という議論がよく言われますが、金融というものは縦割一本でつながらなければならぬという理論は理論的に成り立たない。早い話が、長期信用銀行制度ができた。