1958-12-19 第31回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
○三浦国務大臣 百五十億の予算を計上するにつきまして、もちろん、これを縁切り金だとか、これはこれっきりだとかいうような密約等は何もございません。同時にまた、ただいま折衝しております予算の過程におきましても、さような疑惑を生ずるようなことはございませんことをはっきり申し上げます。
○三浦国務大臣 百五十億の予算を計上するにつきまして、もちろん、これを縁切り金だとか、これはこれっきりだとかいうような密約等は何もございません。同時にまた、ただいま折衝しております予算の過程におきましても、さような疑惑を生ずるようなことはございませんことをはっきり申し上げます。
今や、MSAその他を通じまして、憲法に認められざる、腰抜けと自称するにひとしい、いわゆる戦力なき軍隊に血税の大部をつぎ込んでおりながら、しかも今回の悲惨なる北海道その他の風水害、長野県外十数県の重なる凍霜害等による痛ましい打撃に対しましては、調査の結果を待つて適切なる処置を講じますと逃げまわり、やがては、昨年の風水害と同様、傭兵再軍備に使われる予算の一割にも満たない縁切り金で、泣くなら泣けとつつぱなすであろう
救農国会は農民に対する縁切り金を出した国会でありました。そうでしよう。第十八国会には何一つ救農の考えが、においも残つておりません。二十九年度はとうでしようか。聞くところによると、二十九年度にはたとえば冷害対策費は驚くなかれただの一文も組まれていないと農林当局は言明しておられる。一文もないだけではない。削られた食糧増産費はその削られたのが実績となり、その上またさらに削られようとしているのであります。