1982-07-07 第96回国会 衆議院 外務委員会 第21号
現在のこのココア協定では、下方介入価格が一ポンド百十セントということになっておりますが、それ以下に価格が下がれば買い支えを行うということになるわけでございますが、こういう事態が起こりましてから、昨年の九月以来緩衝在庫管理官の買い操作が行われております。ことしの一月の時点で八万八千トンの在庫を購入しております。
現在のこのココア協定では、下方介入価格が一ポンド百十セントということになっておりますが、それ以下に価格が下がれば買い支えを行うということになるわけでございますが、こういう事態が起こりましてから、昨年の九月以来緩衝在庫管理官の買い操作が行われております。ことしの一月の時点で八万八千トンの在庫を購入しております。
それで、機関の事務局長、それから緩衝在庫の運営を行うところの緩衝在庫管理官というものが理事会で任用される、こう決めてございますが、こういう任用の条件、またこれによって実際にどういう人が任用されるのか、そういう見通しはいかがでしょうか。
一方、四十二条では、合衆国ドルの平価が変更された場合には事務局長及び緩衝在庫管理官は必要と認める暫定措置をとり、また理事会は必要な是正措置をとることができることになっておりますが、これらの暫定措置、是正措置の内容としてはどのようなことが考えられるか、御説明をいただきたいと存じます。
この緩衝在庫は、他の商品協定には見られません独特のものでございまして、価格が八百八十ポンドを上回り、または七百三十ポンドを下回るときには、理事会が任命いたします緩衝在庫管理官が、緩衝在庫の手持ち現物または現金で市場に売買操作を行ないまして、国際市場に出回るすず価格を、先ほど申しました、最高八百八十ポンド、最低七百三十ポンドの範囲内に安定させることを目標としているものであります。
○鈴木説明員 その場合には理事会といたしまして、要するに価格が上限帯をさらにこえるあるいは下限帯より下がる、そういうような非常事態の場合には、一応緩衝在庫というものがございまして、それで理事会の指示を受けましてその緩衝在庫管理官というものが持っております地金の売り買いをやりまして、市場に出回りますすずの量を調節しまして、価格をその二つの幅の間に入れるために努力をいたしますが、かりに緩衝在庫がなくなってしまうという