2015-09-08 第189回国会 参議院 国土交通委員会 第21号
昨年の八月の豪雨により甚大な土砂災害が発生した緑井、八木地区を中心に、国土交通省と広島県が連携して集中的に砂防事業を実施しております。国土交通省では、特に被害の著しかった二十四渓流で対策を進めており、このうち二十一渓流において砂防堰堤等の工事に着手しております。また、広島県でも同様に七渓流で砂防堰堤の工事に着手しております。
昨年の八月の豪雨により甚大な土砂災害が発生した緑井、八木地区を中心に、国土交通省と広島県が連携して集中的に砂防事業を実施しております。国土交通省では、特に被害の著しかった二十四渓流で対策を進めており、このうち二十一渓流において砂防堰堤等の工事に着手しております。また、広島県でも同様に七渓流で砂防堰堤の工事に着手しております。
ちょうど六月七日に、広島県、被害の大きかった安佐南区の八木、緑井両地区におきまして避難訓練が実施をされました。住民千六百六十人が参加をしまして、住民が作成した避難路や危険箇所を書いた地域別の防災マップ、これを確認しながらの訓練が行われたわけでございます。
今御指摘ございました、激甚な土砂災害が発生いたしました緑井、八木地区を中心に、災害直後の点検により緊急的な対応が必要と判断された渓流におきまして、現在、国土交通省と広島県で連携して集中的に砂防事業を実施しております。具体的には、昨年八月の降雨と同規模の降雨が発生した場合でも土砂災害による被害が生じないよう、直轄事業により二十八渓流、補助事業により六渓流で砂防堰堤等の整備を行っております。
安佐南区の緑井七丁目に住むある被災者の方は、この地域に住んで十九年、今度の災害が起こるまで、土砂災害の危険性について考えたこともなかったし、行政からの説明もなかった、避難訓練も一度もやったことがなかったと話しておられました。
安佐南区の緑井、八木地区におきましては、御指摘のとおり、平成二十六年三月までに基礎調査は完了しておりましたが、八月時点で警戒区域等は未指定となっておりまして、住民の方々に土砂災害の危険性が十分に伝わっておりませんでした。
○池内政府参考人 昨年の広島の災害におきましては、百七の渓流で土石流が発生いたしましたが、このうち、被害の大きかった緑井、八木地区では、国が、御指摘のように、砂防堰堤を九基整備しようとしておりました。そのうち二基が工事中でございまして、他の七基は用地確保や調査設計に着手したところでございます。
国土交通省では、現在、今回の災害で大きな被害が発生いたしました緑井・八木地区を中心に、二十四渓流におきまして砂防堰堤の緊急事業に着手したところでございます。 これらの渓流におきましては、現在、応急的な安全対策としての、来年一月末ごろの完成をめどに、強靱ワイヤーネット工の整備を進めております。 今後、砂防堰堤の早期完成に向けて整備を推進してまいります。
といいますのも、例えばハード一つ取ってみても、砂防ダムを造るのに重機を山に入れる必要があるわけですが、これには四メートル幅の道路が必要だということで、けれど、皆さん御存じのように、例えば八木や緑井の地域というのは大変道幅が狭いんですね、二メートルあるかないかと。
広島の土砂災害で被害が特に集中した八木地区あるいは緑井地区は、土砂災害警戒区域又は土砂災害特別警戒区域に指定されていませんでした。これらの地域ではその指定に向けて昨年末に基礎調査を終了していましたが、住民説明会を準備していた最中に土砂災害が起こってしまったと広島県は説明をしております。
ですが、現地で聞きますと、工事に必要な重機を入れるためには、道幅が四メートルという、そうした作業用道路が必要だという説明がありまして、ですが、現実に八木だとか緑井だとか、ここは御覧いただいているとおり、道幅は二メートルあるかないかという狭いところがほとんどなんですね。ですから、住民には、現実には不可能なのではないかと、その作業道路の確保が、という不安、思いが広がっております。
また、緑井・八木地区を中心に、特に被害の著しかった二十四渓流で国による砂防堰堤の緊急事業に着手したところであります。年内には工事用道路に着手し、できるだけ早期の完成を目指します。 今後とも、地元自治体の御要望をお聞きしながら、必要な予算の確保に努め、被災地の一日も早い復旧・復興に向けて全力で取り組んでまいります。
○太田国務大臣 被災されました緑井・八木地区を中心にしまして、砂防堰堤の早期着手について御要望をいただいております。切実な皆さんの思いであるというふうに感じております。 国交省におきましては、この緑井・八木地区を中心にしまして、特に被害の著しかった二十四渓流において砂防堰堤の緊急事業に着手したところであります。
基礎調査後の区域指定にも長時間を要しているケースが多く、今回の広島でも、被害の大きかった安佐南区の八木、緑井両地区は、平成二十五年度までに完了した基礎調査の結果、警戒区域相当が百三十カ所、うち約百二十カ所が特別警戒区域相当だったことが判明しておりますが、区域指定の住民説明会の準備段階で今回の被災となってしまいました。 なぜ、各地で基礎調査と区域指定がおくれてきたのか。
被災地の安全を早期に確保するため、緑井、八木地区を中心に、二十四渓流で国による砂防堰堤の緊急事業に着手したところであり、年内には工事用道路に着手し、できるだけ早期の完成を目指します。 今後とも、被災地の一日も早い復旧復興のため、土砂災害からの安全確保に全力で取り組んでまいります。 次に、広島市北部の被災地における復旧復興事業の執行体制の構築についてお尋ねがございました。
八木や緑井、そして安佐北区始めとして、こうした地域が本当にたくさんあるというのが今の現状なんだと思うんですね。この間、国、県、市一体で地域ごとの意見交換会が行われてきましたけれども、その中で被災者から出されているそうした声に応えて必要な公的支援を具体化する、再建の見通しを立てるということが今本当に大事だと思います。
私も広島に二十日入りまして、安佐南区の緑井、八木、安佐北区の可部東、また桐原、大林など被災現場をお見舞いし、声を伺ってまいりました。我が党も直ちに対策本部を立ち上げ、一つ一つの要求実現と、土砂出しのボランティア、救援募金など被災者支援に全力を挙げているところでございます。 梅林小学校に避難をしておられる八木三丁目の県営住宅で自治会長をしている御婦人は、ふすまが顔に当たって目が覚めたそうです。
一枚目の緑井八丁目では御覧のように道路が完全に瓦れきで覆われて、その上を雨水が流れていっているという、こうした状況があります。この周りには、ボランティアの皆さんの力も借りて、敷地内から出した土のうがうずたかく積まれているという状況なんですよね。 二枚目以降は、八木八丁目ですけれども、御覧のように膨大に流出した土砂、そして岩塊と流木によって一階部分は完全に埋め尽くされていると。
緑井七丁目で被災されたある方は、あの場所が安全だという保証がない限り、幾ら行政の補助があっても家の改修とか建て替えの話には気持ちがいかないと。
危険の伝達には防災行政無線も活用できるんですけれども、スピーカーで屋外に放送できるタイプの防災無線は、広島市安佐南区の八木地区にはなくて、緑井地区にも消防署にあるだけで、安佐北区の被災地域には五カ所あるんだけれども、担当者は、近くの人にしか聞こえないと語っておられます。
私は、この大町地区を歩いたときに、八木、緑井から少し離れておりますけれども、土石流を捕捉して下流の家々を守ったという話を地元の町内会長さんから聞きました。調べたところ、この写真は、今回の災害の直前、六月の写真であります。そして、次の写真が、今回の災害発生後の写真。まさに土石流をきちっと捕捉して、下流の百四十三戸を守ってくれました。
緑井七丁目の八敷公園。二十三日付の読売新聞では、住民が土のうで水路を新設した、住民やボランティアらが土のうを積んだり、道路に堆積した土砂をスコップで削る作業に追われたと、あたかも美談のように報じられている。 皆さん、これは美談でも何でもないですよ。本来だったら、市や県がもっと早く現場に行って、そして重機を入れて、捜索現場以外のところにおいては積極的な姿勢を示さなきゃいけなかった。
もう一つ、今度は、これを保留しておきまして、話は後の方へいきますが、その紙屋町という広島市の都心部から緑井まで行く計画の中に、横川というところから緑井まで行って、そして可部の方からずっと島根まで行く計画があったわけです。それは国鉄の可部線、これは知っておられるかもしれない。それは緑井というところまでは競合するわけです。
建設省の直接所管の部面には、もちろん道路行政や都市計画があるわけでありますが、きょう私が申し上げるのは、祇園バイパスといって広島市の旧紙屋町の都市の中心から佐東町緑井の地点に行く部面と、それ以西の、都市計画部門になっております東野大塚線と言われている部面に関係する問題であります。