2007-05-08 第166回国会 参議院 環境委員会 第6号
実は、私は、自動車NOx法を検討する際に、窒素酸化物自動車排出総量抑制方策検討会、これは平成二年八月に設立されましたが、の座長を務めさせていただきました。その検討に当たりまして、ステッカー方式による走行規制も検討されましたが、最終的には実効性に関して疑問があるという御意見もありまして採用されませんでした。
実は、私は、自動車NOx法を検討する際に、窒素酸化物自動車排出総量抑制方策検討会、これは平成二年八月に設立されましたが、の座長を務めさせていただきました。その検討に当たりまして、ステッカー方式による走行規制も検討されましたが、最終的には実効性に関して疑問があるという御意見もありまして採用されませんでした。
前回の自動車NOx法制定の際に、窒素酸化物は単体規制や車種規制によって減らせるとして、環境庁の窒素酸化物自動車排出総量抑制方策検討会の中間取りまとめが提起をしていた工場、事業場の総量規制、あるいはステッカー方式による走行規制、これを実施しませんでした。NOxの削減目標に対する達成状況、これはどうなっているでしょうか、環境省。
○岩佐恵美君 実は、九〇年十一月に出された「窒素酸化物自動車排出総量抑制方策の在り方について」という中間取りまとめがございます。
○有働正治君 そこで、東京都のさきの委員会の示した内容についてでありますが、事業所ごとの自動車排出NOxの総量規制の問題、それから特定地域への乗り入れ規制の問題について、これはもともと環境庁が九〇年十一月に発表された窒素酸化物自動車排出総量抑制方策検討会の中間取りまとめの中に入っていたというふうに私どもは承知していますが、間違いありませんか。
その中でも、一九九〇年十一月には窒素酸化物自動車排出総量抑制方策検討会が「総量抑制方策の在り方について(中間取りまとめ)」を公表しております。
また、既に猿田先生の方から御説明ございましたように、総量抑制方策検討会のメンバーでもございまして、このような立場から本委員会におきまして参考人として御指名をいただいたものというふうに理解いたしております。したがいまして、ここでは主として技術的な観点に重点を置きまして、本法案に関連いたします事柄について御説明並びに意見を申し述べたいというふうに思っております。
○参考人(猿田勝美君) 私は窒素酸化物自動車排出総量抑制方策検討会の座長を務めさせていただきました神奈川大学の猿田でございます。よろしくお願い申し上げます。 初めに、現状の大気汚染の状況と自動車の関連について申し上げてみたいと思います。
それで、最終報告では、こういうステッカー方式等はとらずに、「総量抑制方策全体の体系の中で総合的にバランスをとりつつ解決していく」という非常に抽象的な表現にとどまっておるわけでございますが、この「全体の体系の中で総合的にバランスをとりつつ解決」するというのは、具体的には例えばどういうことを指しているのか、これについてお伺いしたいと思います。いかがでしょうか。
○入山政府委員 総量抑制方策検討会の最終報告書における試算によりますと、東京都特別区等地域における交通量に占める地域外車の割合は、約二割程度ということでございます。
まず最初に、環境庁にお伺いしたいのは、「窒素酸化物自動車排出総量抑制方策の在り方について」という報告に基づいて、いわゆる大都市、東京とか横浜、大阪、そういうところで自動車の排ガス規制をどんどんやってきた、あるいはまた固定発生源の規制をやってきた、それでもなおかつ改善できないということで、これに基づいた法案をこの国会に出そうということなんですね。
そういうことで総量規制ということでやってまいりまして、実はもう昨年の十月に、窒素酸化物自動車排出総量抑制方策検討会というようなことを環境庁の中につくりましてずっとやってまいりまして、結論を得ました。
いい環境を次の世代に引き継ぎますよう、各種の環境問題に積極的に取り組んでおりますが、殊に窒素酸化物に係る自動車排出ガスの総量抑制方策の早期の制度化、自動車排出ガス対策、同排出ガス等による健康影響の解明、環境アセスメント制度のあり方につきましても重要課題として遂行をいたしてまいります。
我が国としては、地球環境問題に関する国際的な取り組みとともに、環境影響評価の適切な実施、いわゆる窒素酸化物に係る自動車排出ガスの総量抑制方策等の確立を含め、環境保全の基本的な制度のあり方について検討していかなければならないと思っております。なお、これにつきまして情報公開法の制定につきましては、引き続き調査をさせていただきたいと思います。
細かくは、例えば自動車の問題につきましては、貨物輸送のモーダルシフトの推進とか、あるいは電気自動車などの低公害車の開発導入、自動車排出ガスの総量抑制方策の具体化へ向けての検討などに力点を置いてございます。またさらに、これらの施策につきましては交通体系や都市構造のあり方にまでさかのぼる必要がございますので、関係者の合意形成ということで努力をしてまいりたいというようなことを述べてございます。
○政府委員(古市圭治君) お尋ねの件につきましては、私のところで検討会を設けて今検討を進めております窒素酸化物自動車排出総量抑制方策検討会でございます。
そこでお聞きをしたいのは、NOxの自動車排出総量抑制方策検討会ですか、この検討会が昨年の十一月に排出総量の抑制方針に関する中間取りまとめでしたかね、中間取りまとめをなさったわけですが、それによりますと、年度内に答申を取りまとめるという方向であったようですね。
○政府委員(古市圭治君) 窒素酸化物自動車排出総量抑制方策検討会というところから昨年の十一月に中間取りまとめを発表させていただいたわけでございます。
第三に、大気汚染等の防止については、窒素酸化物対策として、自動車排出ガス総量抑制方策の検討、低公害車の普及推進等を進めるほか、オゾン層保護対策として、フロンガス等の監視及び調査研究の推進等、酸性雨対策として監視測定体制の整備等に努めるとともに、未規制大気汚染物質対策、脱スパイクタイヤ対策及びアスベスト対策の推進を図ることとしております。
さて次は、時間もだんだん押し詰まってまいりましたけれども、都市環境保全対策につきまして大気汚染防止対策、つまりNOxによる大気汚染の改善策、これは自動車排ガスの総量抑制方策の具体化、こういったものをどのようにお考えになっておられるのか、きょうは余り時間がありませんから突っ込んだ議論はできませんけれども、また改めてやりますが、概略お尋ねしたいと思います。
○古市政府委員 前段の窒素酸化物対策、自動車排ガスの総量抑制方策でございますが、御承知のように、個々の対策というものに対しまして、交通量が伸びる、またディーゼル自動車が増加するということで対策の効果が相殺されているというのが実態でございます。
第三に、大気汚染等の防止については、窒素酸化物対策として自動車排出ガス総量抑制方策の検討、低公害車の普及推進等を進めるほか、オゾン 層保護対策としてフロンガス等の監視及び調査研究の推進等、酸性雨対策として監視測定体制の整備等に努めるとともに、未規制大気汚染物質対策、脱スパイクタイヤ対策及びアスベスト対策の推進を図ることとしております。
第三に、大気汚染等の防止については、窒素酸化物対策として、自動車排出ガス総量抑制方策の検討、低公害車の普及推進等を進めるほか、オゾン層保護対策として、フロンガス等の監視及び調査研究の推進等、酸性雨対策として、監視測定体制の整備等に努めるとともに、未規制大気汚染物質対策、脱スパイクタイヤ対策及びアスベスト対策の推進を図ることとしております。
例えば二、三日前の環境庁のNOxの排出総量抑制方策検討会も、車の販売規制も含めて環境面からこの問題に対処しなければならぬといったような方向を出し始めているようであります。 確かに今日までの日本経済の成長の過程で車が果たした役割というのは非常に大きかったし、そのこと自体を否定する何物もありません。しかし依然として車の売れ行きはすばらしくて、八年連続で市場最高。