1951-05-17 第10回国会 衆議院 本会議 第35号
この際法務総裁は、総評事務局長高野実君を逮捕いたしましたその法的根拠、これを明らかにいたしまして、そうして吉田内閣が次第にフアツシヨ化しつつあるというこの一般の労働大衆の疑惑を一掃していただきたい。(拍手)おそらく一掃できないと思うのでありますが、この点は明瞭に御答弁願いたいと思うのでございます。 次に私は、総理並びに労働大臣に対しましてお尋ねをしたい。
この際法務総裁は、総評事務局長高野実君を逮捕いたしましたその法的根拠、これを明らかにいたしまして、そうして吉田内閣が次第にフアツシヨ化しつつあるというこの一般の労働大衆の疑惑を一掃していただきたい。(拍手)おそらく一掃できないと思うのでありますが、この点は明瞭に御答弁願いたいと思うのでございます。 次に私は、総理並びに労働大臣に対しましてお尋ねをしたい。
総評事務局長高野実君は、五月三日の皇居前広場における総評幹部等三十六名の諸君の現行犯逮捕の結果といたしまして、政令第三百二十五号違反の共犯たる嫌疑を生じましたるために、警視庁におきまして、裁判所の令状を得て逮捕したものと報告をせられております。