1960-04-06 第34回国会 参議院 本会議 第16号
実は私は、昨日大牟田で、先日の暴行事件で殺されました久保清という人の葬儀が公会堂で行なわれましたので、礼拝し、近くの公園で五万人と称する総評主催の総決起大会やデモを見ましたが、きわめておだやかで、殺気立ったという姿は見られなかったので、心安らかに帰京いたしました。
実は私は、昨日大牟田で、先日の暴行事件で殺されました久保清という人の葬儀が公会堂で行なわれましたので、礼拝し、近くの公園で五万人と称する総評主催の総決起大会やデモを見ましたが、きわめておだやかで、殺気立ったという姿は見られなかったので、心安らかに帰京いたしました。
○参考人(土田国保君) 前回の御喚問がありましたときに委員長から要請がございまして、昨年中における総評主催の集会、デモ等に際して発生した不法行為、これについて提出を命ぜられました。で、提出いたしたわけであります。
○伊能芳雄君 警備課長に伺いますが、この間委員長宛に昭和二十八年申における総評主催の集会、デモ等に際し発生した不法行為というので、これの表を提出されております。写しをもらつておりますが、ここに九件ほど載つつております。
大体昨年の年間におきまして、こういつた集会、集団示威運動、これは総評主催のものにのみ限定してございますが、警察官のほうには四十七名負傷が出ておる状況でありますが、この中で検挙いたしておりますのはたしか一件程度ではなかつたかと思います。
○田中証人 後楽園におきまする総評主催メーデー前夜祭は、約一万八千名ほど集合いたしまして、午後七時から開会いたしたのであります。この前夜祭の席上におきましても、若干トラブルがございまして、相当注意はいたしておつたのであります。その後、この前夜祭は最高時におきまして約二万五千名くらい集合したものと一応推察いたされるのであります。
ところで、その事件のときに、特審局の中国支局長の梶川俊吉という方が本委員会で証言をされたのでありまするが、その中で梶川氏は、特審の中国支局は、三・一闘争及び総評主催の弾圧法反対、広島県大会に関する事前情報を入手し、自信を持つて治安関係機関の事前打合せ会議に臨んだが、遺憾ながら聞き置く程度で終つてしまつた。
今後総評主催の合法集会における共産系分子をいかにして排除するか、いかにしてその暴動化を排除するかということにつきまして証人の御意見を承りたい。ことに日共と一線を引くということを、先ほど証人はおつしやられましたが、総評の態度は今後技術的にいかにこの点において対処して行くかということを、もう少し明確に、技術的にはつきり言つていただきたいと思います。
今回のメーデー事件については、すでに法務総裁が説明いたしておりますがごとく、総評主催のメーデーは無事に終了いたしまして、日比谷で解散をしている。事件はその後に起つたことである、しかもその行動は都学連と一部労働者であつて、組織労働者ではない、かようにはつきり当席において答弁をなさつている。
いわゆる連合体というものは、こういつた一日限りのメーデーでも、永続的な各個の団体が寄り集まつて参加いたしました場合においては、総評主催のもとにおける一個のメーデーとして、いわゆる団体の行動としてそのメーデーの指揮者その他が、本法案におけるところの騒擾とかその他の刑事上の案件について、本法案によつて取締りを受けるものか、それともメーデーというものは一切本法案におけるところの団体ではない、單なる刑法の制裁
東京においても、総評主催のメーデーは無事に終了しておるのであります。この事件は、その無事終了した行事のあとに行われたものであります。しかもその参加した者は、あらかじめ計画的にやつたものと、われわれは見ております。(「資料を見てから言え」。)その資料も、ただいま検察庁において収集中であるのであります。
これはまさに、去る三月二十日、かの騒擾事件を惹起した、京都における総評主催の彈圧法規粉砕総決起大会と軌を一にするものであります。
○佐竹(新)委員 そこでお尋ねしたいと思いますのは、今回あなたに本委員会において証言をしていただくことになつているのは、要するに広島地方における三・一のときに、広島で総評主催の大会を開いて、その大会において、要するにあなたがその大会に参加を要求されて、大会であなたの入られることを認めて、そしてデモに移つた。そのデモに移つて、市役所までは——これは公安条例をあなたは認めないと言われます。
○佐竹(新)委員 証人に二、三点お伺いしたいのでありますが、きようの午前中の特審局の中国支局長の証言によりますと、いわゆる三・一事件の前に、大体朝鮮人並びに日本人の左翼系の人々によつて会合が持たれ、しかも朝鮮人の方では中央から指導者が来まして会合を持つて、三月一日に行われる総評主催の断圧法反対の大会についての協議をした。
○佐竹(新)委員 本委員会において京都市のこうした問題を調査いたしますと、広島市と同じように、京都市においては圓山におきまして、いわゆる総評主催の彈圧法上反対の大会が持たれ、それから広島市においても、総評の主催で彈圧法反対の大会が持たれた。
大会場は総評主催でありまして、出入りに対しましても総評側として一々相手を確認して入れるという厳重さであつた。そこに警察官を若干立ち会わせまして、もし大会場に何か事犯か起きるならば、いつでも出動し得る大部隊を近くに待機せしめておいて、そのほか円山公園から市役所前までのデモ行進におきまして、これは長い間デモ行進というものにつきまして交通整理を主体として来ました。
○小川証人 三月二十日の大会並びにデモは総評主催の関係団体のみに許可が出されておりまするので、その他のものは一切この大会並びにデモに参加しないというきつい条件がついておるのであります。従いましてこうしたものが非合法にデモまたは集会をやりますれば、これは公安条例違反として私どもは解散させる、またはその行為自体を取締るのであります。
○加賀田証人 総評主催でありますが、さいぜん申し上げた通り特別カンパニア組織として、春季闘争共闘委員会という全労働組織が京都において結成されて、今度の大会を持つたわけであります。自由労組も当然その共闘の中に加わつております。
(拍手) 総評が、最近では事実上全労連系組合と共同歩調をとり、また産別系組合といえども、單位組合として参加を容認し、広汎な地域スト集団を結集して春季攻勢の集約化をはかろうとしており、たとえば、その一翼として、三月二十日、京都における総評主催彈圧法粉碎総決起大会が行われたのでありますが、その結果は、かの騒擾事件を惹起したのであります。
日本占領軍最高司令部労働課教育班長ブラツテイ君は、その任務を解かれて数日前帰国されましたが、同君が、去る二十日、総評主催の労働運動彈圧反対大会におい、帰国の挨拶に何と言つていたか。「私は帰国したら米国の労働者に、日本の労働者に與えられた基本権或いはその保障を次々と奪い去ろうとしている反動的政策について報告することを、第一の仕事と考えている」と述べられているではありませんか。