1972-03-22 第68回国会 衆議院 外務委員会 第5号
また岸信介名誉総裁説まで飛び出しておる。私はこれを見て非常にびっくりしたわけですけれども、実際にこの基金に名誉総裁などを置く必要があるのかどうかという問題。こういうことは言っていいかどうかと思いますけれども、少なくとも反共的なイデオロギーにこの特殊法人が利用されてはならないはずだ、このように私は思うわけであります。
また岸信介名誉総裁説まで飛び出しておる。私はこれを見て非常にびっくりしたわけですけれども、実際にこの基金に名誉総裁などを置く必要があるのかどうかという問題。こういうことは言っていいかどうかと思いますけれども、少なくとも反共的なイデオロギーにこの特殊法人が利用されてはならないはずだ、このように私は思うわけであります。
○相澤重明君 いや、運輸大臣の言うことであれば、むしろ副総裁説をとった方がいいのです。あなたの言うことであるなら……。私はそうじゃないと思うのだ。今の副総裁、技師長の能力で私はやり切れると、こう見ているのですよ、逆に。だから、もし運輸大臣の言う答弁であるならば、副総裁を二人置く方が理論的に通るわけだ。しかし、私は今の副総裁、技師長で仕事はやれる。
その生きた証拠に、現にここに一萬田大蔵大臣というりつぱな見本が存在しておるではありませんかはなはだ失礼ではありまするけれども、日本銀行総裁に就任するまでは一介の銀行マンにすぎなかつた一萬田さんが、今日こつ然として大蔵大臣のいすにすわり、民主党次期総裁説まで流布されるゆえんのものは那辺にありますか。一にかかつて日銀総裁として八年の歳月を日銀の上に君臨していたというこの一点に尽きるのであります。
○山田節男君 そうすると、稲垣君の総裁説というのは、これはもう単なる風説に過ぎなかつたということで了解いたします。それから今これは確か首藤政務次官からの御説明があつたのですが、参議院の電力委員会が九月十四日にケネディ氏に会つたときには、電力の再編成の法案が国会を通過すれば、それを電力再編成の完了と見る、それが実現されない限りにおいては見返資金は出さないということをはつきり言つておるわけであります。