1954-04-14 第19回国会 衆議院 予算委員会 第29号
おつしやつたが、総裁総理一元論というものは、林譲治君が幹事長のとき、一昨年の十月に、総裁と総理は一体不可分なものだ、これは吉田総裁の意思だと、幹事長声明として天下に声明した。それは今あなたがおつしやる通り、政党としてはかくあるべきものと私は思う。しかしそうじやない場合もあるかもしれぬと思うから、今の緒方さんのような御答弁があるかと私は思つた。
おつしやつたが、総裁総理一元論というものは、林譲治君が幹事長のとき、一昨年の十月に、総裁と総理は一体不可分なものだ、これは吉田総裁の意思だと、幹事長声明として天下に声明した。それは今あなたがおつしやる通り、政党としてはかくあるべきものと私は思う。しかしそうじやない場合もあるかもしれぬと思うから、今の緒方さんのような御答弁があるかと私は思つた。
○緒方国務大臣 自由党が総裁総理一元論という声明を出したことは、私が入党前のことかわかりませんが、(「入党後」と呼ぶ者あり)私は承知しておりません。しかし私は政党としては総裁総理一元になるのが筋だと考えます。