1952-03-25 第13回国会 衆議院 建設委員会 第13号
それは建設委員会におきましても御承知の通りに過去三年来提唱して参りました国土総合開発実施法とも言うべき法案がまさに誕生せんとしているのでありまするが、いろいろな各省と関連事項が多いのでありまして、いまだ具体的にこうという決定も見ないのであります。
それは建設委員会におきましても御承知の通りに過去三年来提唱して参りました国土総合開発実施法とも言うべき法案がまさに誕生せんとしているのでありまするが、いろいろな各省と関連事項が多いのでありまして、いまだ具体的にこうという決定も見ないのであります。
○志田委員 今国土総合開発実施法の問題が出ましたので関連してお尋ね申し上げます。これは私午前中にも官房長にお尋ね申し上げたのですが、官房長は国土開発法の実施法と、ただいま議会で議員提出になるかもしれないといわれておる重要河川開発法とは、おもむくところその内容は同じである、こういう説明であつたのでありますが、事務当局としてやはりさように考えておるかどうか、それをお尋ねしたい。
これから国土総合開発をするのではなしに、今日もう公共事業、河川その他の事業は総合開発の気持でやつておることは十分わかつておりますが、それならば国土総合開発実施法はいらない。そんなことは元から総合開発の考え方でやつておるのでありますから、事新しく総合開発の実施法をつくつたり、特定地域を指定してみたりする必要はないのであります。
その法案を拜見いたしますと、その目的及び内容は、現在経済安定本部において、関係各省と相談しまして立案中でありますところの総合開発実施法において、大体まかなえるものではなかろうかというふうに、事務的にも考えておるのであります。ただ若干、現在われわれの考えております法案ではまかなえない点もありますけれども、おもな点はほとんどそれによつてまかない得るのではなかろうか。