1988-03-09 第112回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
したがって、この地域の宮古―釜石間の三鉄への移行問題は、総合運輸体系から考えて、その維持発展から考えて適当なものかどうか、その点について運輸省の見解をお尋ねいたしておきたいと思います。
したがって、この地域の宮古―釜石間の三鉄への移行問題は、総合運輸体系から考えて、その維持発展から考えて適当なものかどうか、その点について運輸省の見解をお尋ねいたしておきたいと思います。
○小野委員 今回の国鉄再建法に対してわれわれが不満なのは、先ほどの先輩、同僚議員がおっしゃいましたように、総合運輸体系がないということ、国鉄運賃が上昇する、値上げになる、あるいは地方線が廃止になる、それにかわるべき国鉄以上の有効なる交通手段が準備されないままにこの制度が導入されるということに国民が大きな不安を持っておると同時に、将来エネルギー問題から考えて国鉄が非常に大きな大量輸送機関としての役目を
これに対しまして運輸政策審議会の方は、運輸省の基本的な政策を方向づけ論議するということでございまして、各部会に分かれておりますが、委員の法律上の定数は五十人ということで、陸海空各般の問題について議論する、そして、たとえば総合運輸体系はどうあるべきかというようなことを中心に検討するということでございまして、運輸省の基本政策はすべてここで総合的に検討する、いわば行政指針を得るための、あるいは立法政策の資料
運賃を上げ過ぎて収入がかえって減るという論理もあるようですけれども、それは一応おきまして、そうするというと、貨物の運賃の値上げをあまりしないということは、適正な総合運輸体系、輸送体系、適正な総合交通体系を実現するために貨物の運賃を押えているんだということ、適正な総合運輸体系、輸送体系あるいは適正な総合交通体系の確立ということは国民全体にとってプラスであるという認識があるわけなんです。
また旅客輸送につきましても、通勤通学、大都市輸送、それから都市間の輸送、また長距離快速というようなものはやはり国鉄に負うところが多いんじゃないかということが総合運輸体系のうちにおいて相当の重点となっておりまして、それを具体化をはかるということによってやってまいりたい。それによりまして交通の混雑、貨物輸送の乱脈化を防いでまいりたい、こういうふうに思っておる次第でございます。
中島委員の御質問にもありましたように、その総合運輸体系という中には道路も当然入っているわけです。日本の道路網をどういうふうに敷いていくのか。さらに道路網と港との関係、空港との関係、そういうものを全部含めて、第六次道路整備計画というのはそれを踏まえてしなければいけないと私は思うのです。
○福田国務大臣 新しい交通総合体系につきましては、まだ橋本運輸大臣からはお話は承っておりませんけれども、これはもうほんとに必要な段階になつきておりまして、私ども大蔵省といたしましても、総合運輸体系というものが政府にないと、財政の割り振りもなかなかむずかしいということでありまして、もう運輸省からお話があるまでもなく、前から総合運輸体系というものをここで確立しようじゃないかというのを私のほうからも各省に