1949-08-26 第5回国会 衆議院 建設委員会 第25号
○宮原委員 御答弁でよくわかりましたが、この総合的建設省と申しまするか、公共事業者と申しますか、そういう意味合いでもつて他の省の現在所管に属しておりまする各種の事務、すなわち農林省の漁港に関する事務や、また砂防関係に関する事務、そのほか商工省の電源開発に関する事務、その他從來この委員会で論議されたいろいろな事務が、現在の建設省という名称のいかんは問題ではありませんけれども、建設省に総合せられまして、
○宮原委員 御答弁でよくわかりましたが、この総合的建設省と申しまするか、公共事業者と申しますか、そういう意味合いでもつて他の省の現在所管に属しておりまする各種の事務、すなわち農林省の漁港に関する事務や、また砂防関係に関する事務、そのほか商工省の電源開発に関する事務、その他從來この委員会で論議されたいろいろな事務が、現在の建設省という名称のいかんは問題ではありませんけれども、建設省に総合せられまして、
そして近く発足するところの行政審議会におきまして十分研究、実現するというのでありますが、時間的に、技術的に、しかも客観的な現在の段階において、最善の策ができないとしても、総合的建設省ということをわれわれが言い出してから、また政府が当面に立つてから、與党、野党を問わず、一致協力してすでに三年間の日時をけみしておるのであります。
総合的建設省の設置ということは、先ほど今村君が申された通り、われわれ当委員会といたしましては、すでに二年半にわたつてこれに賛成しておるのでありますが、もうすでに片山内閣、芦田内閣とずつと続きまして現在の状態まで二回三回の好機があつたのでありますが、ついにチヤンスを逸し、現在に至つておるのであります。
○田中(角)委員 ただいま大臣の御答弁を頂戴したのでありますが、この官廰営繕の統一というのは、総合的建設省をつくるために、絶対に官廰営繕の統一をやらなければ、総合的建設省をつくる階段の一段階を踏むことができないのであります。しかも現在建設省の一営繕部になつておりまするが、これは御承知の通り、國費の支弁をもつて賄うものは、全部当時大蔵省の営繕管財局という非常に大きな局でやつておつたのであります。
総合的建設省の実現の努力に対しては、今さら申し上げるまでもたく、本委員会は二箇年にわたつて、これが実現に努力をして参つたのでありますが、第一回、第二回、第三回と、遂に時間的、技術的に間に合わないということをもつて今日に至つておるわけであります。
それから第二の段階においては、建設省の設置法案提出のときでございましたが、このときも時の政府の意向としましては、総合的建設省の建設が非常に重要な事項であり、しかもこれは当然やらなければならないと言いながら、遂にその出現を見なかつたのであります。