1955-12-15 第23回国会 参議院 商工委員会 第5号
でこの提出に当りましてわれわれが考えましたことは、総合的基本法としたことであります。総合的基本法という意味は、わが国原子力政策に関する全俯敢図を、全般的な見通し図を国民に与えまして、いささかの不安もないように考慮するということであります。
でこの提出に当りましてわれわれが考えましたことは、総合的基本法としたことであります。総合的基本法という意味は、わが国原子力政策に関する全俯敢図を、全般的な見通し図を国民に与えまして、いささかの不安もないように考慮するということであります。
この基本法案を総合的基本法としました理由は、日本の原子力政策の全般的な見通しを国民の各位に与えて、燃料の問題にしても、放射線の防止にしても、原子炉の管理にしても、危険がないように安心を与えるという考慮が第一にあったのであります。日本の原子力政策のホール・ピクチャーを国民に示して、それによって十分なる理解を得るというのが第一の念願でありました。