1952-12-01 第15回国会 衆議院 運輸委員会 第4号
かんじんの自動車の総合発達をはかるために、これらの行政権が各官庁に分属しているということは決して望ましい状態ではなく、健全な発達をはかるためには、これらを一元化することがぜひとも必要であろうと思うのであります。
かんじんの自動車の総合発達をはかるために、これらの行政権が各官庁に分属しているということは決して望ましい状態ではなく、健全な発達をはかるためには、これらを一元化することがぜひとも必要であろうと思うのであります。
○中村(豊)政府委員 自動車局長として自動車だけを考えているのではございませんので、運輸省の一員としては交通全体の総合発達及びこの円滑な調整を考える責任を持つております。さような見地から考えているのでございますが、東京都のバスの乘入れは、申すまでもなく終戰後のあの疎開、あるいは海外からの復帰者が大部分郊外に居住しましたために、都心への通勤客が激増したわけです。
運輸大臣が、事業用といわず、自家用といわず、全体をひつくるめて、日本の陸上を走る自動車が一番うまく行くように、この総合発達というものを考えておられる御精神はりつぱでありますが、実行するにあたりまして、運輸省の設置法の中に、事業用の資材の配給についてめんどうを見るということが書いてある。