2005-05-17 第162回国会 参議院 文教科学委員会 第10号
○国務大臣(中山成彬君) この富山医科薬科大学の設立に当たりまして西岡委員が御尽力いただいたという話もこれまた事務方から聞いているわけでございまして、そのことにつきましては、正に今お話がありましたように、富山県におきます製薬産業の発展ということもあったわけでございまして、こういった地域の特性を生かした医大づくりの方針、これに基づきまして医薬一体の総合治療、医薬学を特色としたこういう大学ができたと、このように
○国務大臣(中山成彬君) この富山医科薬科大学の設立に当たりまして西岡委員が御尽力いただいたという話もこれまた事務方から聞いているわけでございまして、そのことにつきましては、正に今お話がありましたように、富山県におきます製薬産業の発展ということもあったわけでございまして、こういった地域の特性を生かした医大づくりの方針、これに基づきまして医薬一体の総合治療、医薬学を特色としたこういう大学ができたと、このように
例えば家庭療法促進委員会だとか、あるいは血友病総合治療普及会だとか、あるいはエイズ予防財団とか、それらの一連に関係した政治家もどうもいるようでございます。 厚生省、それから取り締まるべき財団等あるいはメーカーへの就職、あるいは政治との関係、こういう問題を考えたときに、私は、これは根っこが深いなと。
家庭療法促進委員会あるいはこの保険適用あるいは血友病総合治療普及会等々によって、とにかく血液凝固因子製剤の普及拡大に一気に努めた。
しかしながら、エイズ研究班の関係者を対象とした小委員会の参考人質疑においても、エイズ研究班の設置目的、加熱製剤の緊急輸入、クリオへの転換の可能性、帝京大学症例の取り扱い、財団法人血友病総合治療普及会に対する寄附の時期などについては参考人の発言に食い違いが見られるなど、さらなる真相の究明が待たれるところであります。関係者の証人喚問も含め、今後の調査のあり方を協議する必要があると思われます。
次に、こうした一連の問題とも関連いたしまして、ミドリ十字と比較的関係の深い財団法人として、内藤医学研究振興財団あるいは血友病総合治療普及会、日本血液製剤協会、そのほかにもございますが、この三つの財団がございます。それぞれこの三つの財団に対してミドリ十字が出資された出資金及び各年度の寄附金について、毎年どの程度ぐらいそれぞれについて寄附してこられたのか、お知らせください。
○衛藤(晟)委員 血友病総合治療普及会への資金提供がございます。一千万円を寄附したと言われております。 そこで、安部氏はこれまでの参考人質疑で、財団の設立は日本血液製剤協会の代表者から勧められたというぐあいに発言をしております。また、報道では、ミドリ十字社の内藤氏から勧められたというぐあいにも言われております。ミドリ十字社から何らかの形で設立を勧めたのかどうか、お尋ねいたします。
○衛藤(晟)委員 血友病総合治療普及会は、安部さんは自分からつくるということを言ってはいないのですね。いろいろな方に勧められたということを言われているのです。そうすると、これを中心的に勧めたのはどなたか、御存じですか。ミドリ十字社ではないのですか。
そして参考人は、血友病総合治療普及会の設立にも携わったということでございます。安部氏は、この血友病総合治療普及会の設立に関して、どのようなことを依頼されて、どのようなかかわり合いを持ちましたか。 それから、この普及会が設立されるようになった契機、これは、安部氏は、血液製剤協会から勧められてやりましたと。
○衛藤(晟)委員 この血友病総合治療普及会は、結果的には、非加熱製剤の、いわゆるもっともっと使うことはいいですよというPRをしてもらって、ふやしていったのですね。これは、非加熱製剤の危険性が察知される時期にそういうことが企画をされ、そして、それがはっきりわかったにもかかわらず、それがそのまま突っ走ってしまう。
○衛藤(晟)委員 この血友病総合治療普及会の理事でございます政治家としては、政界のドンとしての小沢辰男先生が出られていますね。それから理事長には、血友病の治療のドンと言われた安部先生が出ております。それから、財界のいろいろな方も入っておられます。それから、これをつくるに当たって、少なくとも安部氏は、血液製剤協会あるいは血液製剤メーカーの中心的なところは恐らく何らかの形で勧めたのだと思うのですね。
当委員会でも質問がありましたけれども、あの安部氏の血友病総合治療普及会、これも厚生大臣認可の財団法人であるとか、いろいろ学校法人でも補助金の流用等問題になったような法人もあります。ということで、譲渡対象を安易にこういうふうに広げるということは許されないと思うんですね。 その点について、公益法人などを対象とするべきではないということについての御答弁をお願いいたします。
また、時期は若干前後しますが、参考人が中心になって設立しようとした財団法人血友病総合治療普及会の財源として血液製剤メーカー各社から寄附を求められ、当時厚生省が人を介して注意をしたと言われていますが、この点について説明を願いたいと思います。
○長勢委員 先ほど委員長からも御質問がございましたが、血友病総合治療普及会ですか、これの献金の状況について御説明が、御答弁がありました。何か、さっきの答弁では、製剤協会ですかが自発的に金を出してくれた、しかし、足りなかったので御自分でお集めになった、こういう御説明でありました。
○枝野委員 最後に一つお尋ねをしたいのですが、例の、先生がおつくりになった財団法人血友病総合治療普及会についてですが、こちらの理事のお名前はすべてもちろん御存じですよね。
それでは、財団法人血友病総合治療普及会というのを先生がおつくりになりました。一九八三年の五月から十一月に基本財産ということで製薬会社六社から五千三百万円お集めになったということは事実ですね。事実関係を申し上げますけれども、それは事実ですね。
○参考人(安部英君) 私は、この財団法人血友病総合治療普及会の基本金を集めることと治験とは全く関係がありませんということを何回も繰り返して言いたいのでございます。これはとんでもないことで、私としては非常に侮辱された気持ちでおります。 そして、それはこういうわけでございます。 例えば、これは八三年の五、六、七月にお金は企業からその財団に基本金としていただいております、一千万円当てですね。
○長峯基君 それから、この血友病総合治療普及会というのは、私の調査では一九八六年から一九九五年まで、平成七年ですね、賛助会費と寄附金を総額で五千六百七十万集めておられるんです。 平成七年度は賛助会費が二百万、寄附金が百九十万ですね。もちろん、活動報告書もございます。
同時に、この基本財産でありますけれども、ミドリ十字から一千万、日本臓器から一千万、当時の日本トラベノールから一千万、カッター・ジャパンから一千万、化血研から三百万等寄附を仰いで、まさに製薬メーカーと血友病総合治療普及会というこの財団法人は癒着した形でスタートしている。
まず、財団法人血友病総合治療普及会、安部英さんがおつくりになっている財団について、どのような目的といいますか、組織なのかということをちょっと簡単に御説明をお願いします。
○政府委員(松村明仁君) 御指摘の法人は、血友病に関する研究を推進するとともに、血友病総合治療の普及を図ることにより、血友病患者の二次的障害を軽減してその社会参加を促進し、もって血友病患者の福祉及び保健医療の向上に寄与することを目的として設立された財団法人でございます。
○岩佐委員 安部氏がこの治験を利用して、みずからつくった財団法人血友病総合治療普及会への寄附を製薬企業に求めた。ミドリ十字一千万円、トラベノール、カッター社がそれぞれ一千万円、化血研が三百万円、寄附を要求している。 エイズ研究班の関係者は、安部氏が財団設立の寄附を製薬メーカーに要求しており、巨額の寄附に閉口した外資系メーカーが当時の郡司課長に何とかしてほしいと訴えた。
次に、これは実はなぜこんなことになったのかという本質部分につながっていくのではないかなと私は思っておりますが、昨日の予算委員会でも伺いましたが、安部財団、血友病総合治療普及会がミドリ十字などから寄附をたくさん受けていたということで、それに対しては外資系の企業から抗議というか苦情が来たので、安部氏に対して厚生省から注意というか何か申し入れを行った、ところがそれを安部氏の方は受け入れなかった、この関係はよろしいですね
○枝野分科員 次に、これもまた昨年来の質問主意書で何度かお尋ねをしておりますいわゆる安部財団、正確には血友病総合治療普及会の件についてお尋ねを申し上げます。 まず、事実の確認として、財団の財産、収入、支出、役員、事務所、職員などについて、大枠で結構でございますので、設立当時と現在について、二、三分ぐらいで簡単に御説明をください。
○松村政府委員 財団法人血友病総合治療普及会というものの目的でございますが、血友病に関する研究を推進するとともに、血友病総合治療の普及を図ることにより、血友病患者の二次的障害を軽減してその社会参加を促進し、もって血友病患者の福祉及び保健医療の向上に寄与することを目的とする、このように承知をしております。
○左近分科員 大体、製薬会社がエイズの治験を依頼して、その総まとめである安部さんがその時期にその会社、メーカーから多額のお金を取るというか寄附をさせて、血友病総合治療普及会、これは実体があるのかどうかよく私は知りませんが、こういうものをやるということは非常に誤解を招く行為ではなかったかと私は思うのですが、その点いかがですか。
○北川政府委員 この財団法人血友病総合治療普及会の設立に当たりましては、厚生省といたしましても、財団法人の設立認可等の基準というものを持っておりまして、こういうものに照らしてその法人の目的、事業内容の公益性あるいは事業活動の遂行のための財産確保等について厳正な審査を行った結果設立を認可したものでございます。
○北川政府委員 財団法人血友病総合治療普及会のことと存じますが、この財団設立の構想は既に昭和五十七年当時から進められておったものでございます。血友病患者の治療の普及ということを目的としてこういう構想が進められておったわけでございます。
きょうは絞って、その際出ました血友病の問題について、財団法人血友病総合治療普及会というのがございますが、これは安部先生がやっておみえになる財団でございますが、事務所というのが大学の近くにあるのでございますけれども、実質的に、私どもが調べた範囲では、その事務所で財団活動をやっていない。研究活動というのはほとんどが帝京大学と委託をしておりまして、そこでやっておみえになる。
○北川政府委員 この財団法人血友病総合治療普及会は、血友病患者の血友病に関する研究を行うことによりまして、その患者の障害の軽減、それから社会参加の促進というようなことを目的として活動をしておるわけでございます。
そこで、やはり水俣病の総合治療研究体制というものを一日も早く築き上げるべきだ。水俣病センターをつくっているけれども、予定よりもずっとおくれて、研究するお医者さんも集まらない、こういう状態ではだめだと思うのです。また研究センターだけではだめなのです。総合的な治療研究センターにしなければならぬ。こういう問題について、こういうぐあいにして治療体制をつくるのだという青写真を出していただきたい。
いろいろなものを含めて、先ほど申しました病気に対する知識、そういうことから始まって呼吸体操、体位ドレナージ、さらには運動療法、近ごろそういうことを横文字で恐れ入りますが、コンプリヘンシブ・ケア・プログラム、これは外国で言っておることですが、日本語で申しますと総合治療計画というふうなものが必要で、われわれの考え方ではまずそういう教育をする、知識をとる、どうしてこれがいいのだ、それで納得して体位ドレナージ
原爆病というのは特殊な病気で、総合治療せねばいかぬのですが、胃腸とか皮膚の手当てをするにすぎない。だから治りゃせぬのです。悲惨な患者にたくさん会いました。 そこで、日本の医師に手当てをしてもらおうとして日本を訪問すると、こらこらと言って密航者としてひっつかまって、大村収容所から韓国に引き返される。これは悲惨な話だ。本当に残酷な話だ。私は、この問題にしぼって韓国に行きました。
地域公害総合治療センター等というようなものの設置を急いでやってもらって、予防、治療方法の一貫した医療体制を確立する必要があろうかと思う。そうしてまた、水銀、PCB等の被害患者に対しては、医療、救済処置に万全を期すべきである、かように考えますので、以上の点をお聞きしまして、私の質問を終わりたいと思います。
いままで述べられた中で、一貫した治療体系がないとか、総合治療対策もないとか、保険も少ない、こういうふうに考えていくと、まさにこれからがほんとうの対策を立てられる初めじゃないかという感じさえしたということなんです。
それがどうして総合治療体制というものを確立するということが言えないのですか。常識ですよ。