1952-06-30 第13回国会 衆議院 建設委員会 第46号
この危険な小貝川の治水対策は、申すまでもなく県内の産業経済の上に重大な関係を有しますばかりでなく、国家的観点からも重要な事項に属しますので、建設省におかれましては、かねてより本川利根川の総合改修計画の重要な一環としてこれを取上げられて参つたのであります。
この危険な小貝川の治水対策は、申すまでもなく県内の産業経済の上に重大な関係を有しますばかりでなく、国家的観点からも重要な事項に属しますので、建設省におかれましては、かねてより本川利根川の総合改修計画の重要な一環としてこれを取上げられて参つたのであります。
従いまして利根川の総合改修計画の第一歩をなす江戸川の補償の問題は、是非全力を上げて地元の要望も十分取入れて改修して貰いたい。幸いに見返資金が決つた以上はすぐにもそれは可能なことと思います。その点特に建設省としては、御心配願いまして急いで江戸川水域の犠牲に対する解決をして頂くようにお願いいたします。
勿論現大臣も御承知と思うのでありますが、この補正予算の五十億……勿論四百億がこれに関連した骨子をなすものだと私は思つておりますが……その五十億の中にその予算は入つていないんだろうと思いますけれども、四百億の中に、来年度の予算には、当然これは一万七千立米の総合改修計画の費用を入れて貰いたい、むしろ入つておるのでなかろうかと、私は存ずるのでありますが、一体どのくらい入つておるのですか、まあ十ケ年にやると
昨年以來、北上川総合改修計画が、本委員会、及び建設院東北地方建設局等において審議されておりますが、既に半歳になんなんとして、未だにその結論を聞かないのであります。私は今回の惨状を見るにつけましても、これが対策の樹立と、これが実施の一日も早からんことを切に希望するものであります。