1986-05-21 第104回国会 参議院 内閣委員会 第10号
例の西側の一員として総合安全保障確保のため、日本にふさわしい役割を果たす決意があるということで、問題の日米同盟ということを声明で発表したいきさつが残っているわけであります。その後、オタワでサミットが行われましたが、鈴木総理大臣は西側の一員ということを非常に強調しまして、それとあわせて、記録によりますと、西側の総合安全保障の重要性を指摘をしているわけです。
例の西側の一員として総合安全保障確保のため、日本にふさわしい役割を果たす決意があるということで、問題の日米同盟ということを声明で発表したいきさつが残っているわけであります。その後、オタワでサミットが行われましたが、鈴木総理大臣は西側の一員ということを非常に強調しまして、それとあわせて、記録によりますと、西側の総合安全保障の重要性を指摘をしているわけです。
以上のような整理に基づきますと、総合安全保障確保のためには次のような努力が必要と考えられます。 まずは経済的脅威に対する安全保障でございますが、経済的脅威の実体に即して考えますと、現在我が国が直面する第一の問題は、世界経済の底流に存在する保護主義的傾向でございます。これを排除して自由貿易体制を維持強化し、世界貿易の健全な発展を確保することなくしては、我が国の経済の繁栄もあり得ません。
○和田教美君 それからもう一つ岡崎さんにお聞きしたいのですが、先ほどのお話を聞いておりまして、この「総合安全保障確保のための諸努力」という表、非常に興味を持って見たのですけれども、政治的、軍事的脅威という問題と経済的脅威という問題を取り上げているんですが、最近は例えば大規模災害とか大地震とか、そういう自然災害に対する脅威という問題、そういう問題も同時に取り上げた総合安全保障政策という考え方が出てきているわけですね