2011-02-25 第177回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
総合化学産業というのは、切り売りして海外に持っていくことができないんだ、国内に残れなかったら全部やめちゃうしかないんだということをおっしゃっております。これは本当に切実な願いだと思うんですね。 私がいろいろ調べましたら、今申し上げました宇部興産、東ソー、トクヤマ、大手総合化学、セメントも入っていますが、この三社で見ても、この四十年間で何と二・三兆円の投資をしてくれているんですね。
総合化学産業というのは、切り売りして海外に持っていくことができないんだ、国内に残れなかったら全部やめちゃうしかないんだということをおっしゃっております。これは本当に切実な願いだと思うんですね。 私がいろいろ調べましたら、今申し上げました宇部興産、東ソー、トクヤマ、大手総合化学、セメントも入っていますが、この三社で見ても、この四十年間で何と二・三兆円の投資をしてくれているんですね。
考えていきますと、医薬品というのは総合化学産業であり、日本のような先進国の得意分野であってしかるべきだと思うんですが、我が国の医薬品市場はだんだん縮小している。薬をそんなに飲まなくなって、健康食品とかそんなところになって、一九九四年は世界の市場の二一%を占めていたのに、今は一〇%ぐらいになっているそうです。
医薬品なんというのは総合化学産業で、先進国でしか成り立たない産業だと思うんです。日本が一番力を入れてもいいはずなんですが、どうも入っていないような気がするんです。 アメリカは、ナショナル・インスティテュート・オブ・ヘルスというのがBSEや何かのときにもしょっちゅう出てきますけれども、そこが非常に研究の拠点になっていて、研究開発も国が先頭に立ってやっている。
これによって、硫安各社は着々と肥料以外の部門を強化し、そのほとんどのメーカーが総合化学工業としてマンモス化し、廃ガス、廃液から生産されるコストの安い回収硫安、副生硫安も大幅に増加の傾向にあり、いまや総合化学産業において肥料部門は副業的存在と変わりつつあるのであります。しかも、これらの政府保護はほとんど大手メーカーに集中し、このため、肥料工業間における格差は拡大しておるのであります。
すなわち、硫安生産の六〇%が回収並びに副産硫安となっておりまするし、その製造形態も、総合化学産業の一生産品としての肥料、こういう形になっておりまして、そのコストを把握することはきわめて困難な実情にあるといわねばなりません。
あるいは高度の総合化学産業自体に投資したものだと考えざるを得ない。肥料部門はその一部を形成しておるのにすぎないと思うのでありますが、それはともかくといたしまして、合理化の目標は、当初の合理化目標トン当たり五十四ドルを四十七ドルに第二次の場合に改定をされました。さらにこれを三十六年六月、閣僚会議が開かれまして、四十三ドル四十七セントにされたことは大臣も御承知の通りであります。