1958-09-25 第29回国会 衆議院 国土総合開発特別委員会 第5号
現在東北地方には、北上、阿仁田沢、最上、只見、十和田岩木川、北奥羽、仙塩の七特定地域が指定されておりますが、従来、特定地域総会言開発事業の予算措置は、ほとんどその特殊性を考慮しておりません。従来の実績あるいは現状を基礎とした配分方式では、事業効果はあまり上りませんので、開発計画の年次計画による予算配分を講ぜられたいとの要望が強く出されております。これは分検討すべき重要な問題であろうと思います。
現在東北地方には、北上、阿仁田沢、最上、只見、十和田岩木川、北奥羽、仙塩の七特定地域が指定されておりますが、従来、特定地域総会言開発事業の予算措置は、ほとんどその特殊性を考慮しておりません。従来の実績あるいは現状を基礎とした配分方式では、事業効果はあまり上りませんので、開発計画の年次計画による予算配分を講ぜられたいとの要望が強く出されております。これは分検討すべき重要な問題であろうと思います。
この上に立って総会言開発というものが行われ、総合経済の自主性といいますか、自給性といいますか、それらのものが打ち立てられなければ、私は国の総合計画なんというものは、およそナンセンスだと思う。幸いにして経済審議庁が国土開発をしようというならば、まずその点に全力をあげて一応やってみる。大臣は御承知だと思いますが、日本の国では農業センサスをやった。一筆調査をやった。あるいは土地台帳をやった。