2013-05-28 第183回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
この緊急確保航路は非常災害時に緊急輸送船などの航行ルートとなるため、関係者が連携して協力して迅速に障害物を除去し、その機能が最大限に発揮されるようにする必要がございます。
この緊急確保航路は非常災害時に緊急輸送船などの航行ルートとなるため、関係者が連携して協力して迅速に障害物を除去し、その機能が最大限に発揮されるようにする必要がございます。
さらに、仙台塩釜港や鹿島港などでは、地震、津波による港湾施設の被災に加えまして、大型船舶が岸壁等に衝突、乗り上げたほか、各港においてコンテナ等の大量の津波流出物が発生いたしまして、これが港内を閉塞し、緊急輸送船の入港の妨げとなるといった災害も発生してございます。
○山縣政府参考人 御指摘のとおり、東日本大震災では、東北の港湾におきまして大量の津波流出物が発生しまして港湾区域が閉塞し、緊急輸送船の入港のため、障害物の除去が必要となりました。いわゆる啓開作業が必要となりました。 同様の津波が比較的水深の浅い東京湾あるいは大阪湾などに襲来した場合に、港湾区域だけではなく、港湾区域外の一般海域におけます船舶の交通に影響を及ぼすおそれがございます。