1950-03-24 第7回国会 参議院 本会議 第32号
二十五年度予算を見ますれば、失業保險関係四十六億円、緊急失業対策関係四十億円、これを合計して失業対策費としては僅かに八十六億円を計上しているに過ぎないのであります。これによつては、政府計算によりましても幸うじて五十万人程度の失業者救済しかできないのであります。
二十五年度予算を見ますれば、失業保險関係四十六億円、緊急失業対策関係四十億円、これを合計して失業対策費としては僅かに八十六億円を計上しているに過ぎないのであります。これによつては、政府計算によりましても幸うじて五十万人程度の失業者救済しかできないのであります。
○委員外議員(中西功君) 今緊急失業対策関係の費用として、百億ということが大体言われておりますが、その外に災害の復旧費、或いは今滯貨で非常に困つておりますがこの滯貨に対して或る種の融資をしなければならん、これはもう緊急の問題だと思うのです。それでなければ今に貿易産業でさえも潰れてしまうという状況に來ておると思います。その他六・三制の問題も、一應政府としてもこれは何とか辻褄を付けなければならん。