1953-05-29 第16回国会 衆議院 予算委員会 第4号
また労働関係におきましては、緊急失業対策費というものが全部削減されておりますために、日雇い労務者は今日におきましては非常にあぶれがたくさん出ておる。
また労働関係におきましては、緊急失業対策費というものが全部削減されておりますために、日雇い労務者は今日におきましては非常にあぶれがたくさん出ておる。
今回の予算書の中に特に目に立ちますものは、これは私たちといたしまして非常に考えておることは、この緊急失業対策費が約一億円以上少くなつている、この理由といたしましては特に明確でないわけですが、この状態を一つ労働大臣からお伺いしたいと思います。
緊急失業対策費につきましても、これは七十八億円でありましたが、これはその当時の計算では失業者がどんどん殖えるというのでやつておるのであります。私は昨年の今頃の記憶を辿りますると、大体一四半期が十五億から十六億になる、それがだんだんカーヴが殖えて行くから六十数億円要る、こういう計算をしたのを覚えておりますが、その後に至つて緊急失業対策費の人員が減つて來たのであります。
○成田委員 現実に地方べ参りますと、やはり三日に一度の休暇をとらされるというような現実の事態になつておるのですが、どう説明されましても、現在この緊急失業対策費というものが足りないということは事実だろうと思います。現に日雇い労働者が全国で臨いでいる。政府は共産党が宣伝しているのだとよく言われるのですが、共産党の宣伝だけで日雇い労働者が騒ぐはずはないと思う。
成るほど職安の関係の緊急失業対策費は昨年よりは二十億円殖えているということは、これは予算的に見れば一つの進歩でありますけれども、労働省のいわゆる労働行政全体から見れば私は労働省が一つのマンネリズムに陥つておるような気がするのであります。労働省の公務員諸君は多年熟練されて相当優秀なかたがおられるのでありますが、どうも労働行政というものが科学的でない。
それから單独公共事業におきましても、地方財政委員会と内閣法定額ともに三十億でありまして、この点におきましても違いはございませんが、失業対策のいわゆる緊急失業対策費の見方の問題でございます。特に違いますのは資材関係の見方であります。実は緊急失業対策に完全に日雇い労務賃金等を地方の予算から出すのでは、どうも生産的な失業救済事業が行われない。
○國務大臣(池田勇人君) 緊急失業対策費は御承知の通り今年度四十億、今回の補正で十五億殖やすと合計五十五億でありますが、来年度は私が要求いたしましたように七十八億になつております。それで話が進んでおります。公共事業費のほうは千億余り一応きまつておるのでありますが、見返資金から出ないということになりますと、如何にも少な過ぎる、こういうふうな気持を持つております。
失業対策事業について考えられますことは、事業種目の選定に地方の自主性が少いこと、それから資材費が見込んでない点というふうな点が非常に実際上にこの日々発生する失業者或いは就業者の問題につきましても、全体としてこういう費用が少い外に、今申した地方の宿主性がない、資材費がないというので、緊急失業対策費としては非常に不安を感じていると申しまするか、有効に活用されるのに対して支障があるということが一致いたした
その主なるものを御紹介いたしますと、受給資格要件二月に二十八日間就労は、今後予想される失業情勢に鑑み全国的に見て困難ではないか、又待期日数は撤廃しては如何との質疑に対しまして、政府委員より、保險金を上げない限度において保険経済の許す最高限度をとつて二十八日が適当と考えたのであり、今後予想される失業対策としては、緊急失業対策費の繰上支給をすると共に、次期国会において補正予算を提出して失業者の救済を図る
なお今後の日雇い労務者に対する緊急失業対策費の補正の方針につきましては、御承知のように、多少複雑な様相を呈して来ている面もございます。昨日の衆議院の御決議もございますし、私どもといたしましては、できるだけ御趣意に沿い得る努力をしなければならない、かように考えております。
それから又緊急失業対策費は四十億円の分を第一・四半期に十億、第二・四半期に十三億円、そうして第四・四半期のものを繰上げて融資をする、こういうものについても補正予算を組まなければならんのではないか、或いは第四・四半期の分を繰上げしようということについては、十二月初め通常予算で出すという場合においては、追加予算であれば臨時国会に出さなくてもいいとも考えられる。
十五ケ月予算を組みますことによりまして只今申上げました今回の保險金その他緊急失業対策費というようなものは、これは十五ケ月予算でもできる。それから輸出金融金庫が今回出ないとした場合におきまして、早くやるということになれば、これは臨時国会を開いてやるということになりましよう。そうしますと、そのときに出す予算は只今申上げました形式的な補正予算であります。
この点につきましてはできるだけ緊急失業対策費の繰上使用をするとか、或いは又本年の特殊の事情といたしまして、地方税法案ができなかつたために、地方の事業又これに乘つかつて行く公共事業費の使用が少し遅れておりましたので、早急に公共事業の施行を督励すると同時に、見返資金公共事業費、又別にとつておりました百億円の災害復旧費の予備費の分も出しまして、殖えつつありまする失業者に対しましてできるだけの措置をとろうといたしておるのであります
(拍手)生産的施策としての公共事業の活発化、あるいは緊急失業対策費の増額、あるいは見返り資金、預金部資金の運用などということも考えられまするが、私はこの際臨時措置としての失業保險の給付期間の條件付延長をも考慮される必要がないかと思うのでございます。
主なる質疑は、先ず運輸省所管については、鉄道の民営と国営の標準、小運搬対策、日本国有鉄道については、予算の重点、物件費、定員及び減価償却の問題、郵政省所管については、商船管理委員会に対する予算の内容、簡易生命保險及び郵便年金特別会計の独立採算並びに海難局の予算の問題、又電気通信省所管については、電話の復旧状況、海上保安関係の予算の内容並びに建設工事の合理化の問題、又労働省所管予算については、緊急失業対策費
併しながらこれは二十五年度の終りまでに出て来るのでありまして、その間に時間的のズレがある、それをどうするかという問題が緊急な失業対策及び公共事業の問題でありまして、この点につきましては、二十五年度は四十億の緊急失業対策費並びに、これはまた決定ではありませんけれども、これを強化するために地方起債を或る程度認めるという新らしい方式をとりたいと目下検討中であります。
だからこそ私共も実は四十億の緊急失業対策費は少いのではないか、それから六十億やそこらの失業保險費というのでは少いのではないか、二つ合せたところで百億前後ではないか、こういう質問をしばしば浴せかけられたのに対しまして、これでも多々益々弁ずで、あればあつた方がいいけれども、只今御質問の趣旨の消極的な面に使つていたのではいつまで経つてもけりがつかない、それで以て積極的に仕事を拡充して起して行く、そうして仕事自体
もう一つは、二月十六日あるいは十五日におきまして、労働大臣もあるいは建設委員会の当時の政府委員なども、見返り資金による公共事業費とか、あるいは緊急失業対策費というようなものが、今しきりと軍事的方面に使用されているというふうに、政府自身がその点を明らかにされたのでございます。
それから同じく昨日十六日の労働大臣に言葉によれば、この緊急失業対策費四十億というものは、その性格上、軍事的な方向へ使われておるということが明らかになつておる。
○門屋盛一君 その数字の説明に入る前に、緊急失業対策費に機動性を持たせる、それから本当の公共事業が産業の勃興に間に合わないときに使うのがこの失業対策費だということは政務次官もよく御存じである、御存じであるが、私の聞いているのは、二十四年のこの緊急対策法が実施された初年度における実績はどうであつたか、果してその目的を達しているかどうか。こういうことをお尋ねしたんです。
その外に又日傭失業保險もやつておる、それから四十億の緊急失業対策費を以て約十万くらいの人達を緊急的に吸収し続けて行くこともできるというような、そういうような考えの下に大体でき上つておるのであります。