2019-03-18 第198回国会 参議院 予算委員会 第11号
普天間行動計画に、普天間飛行場に関するSACO最終報告に書いてある緊急事態対処計画というのはそういうものであって、政府もそうした説明を受けてきたんじゃないんですか。
普天間行動計画に、普天間飛行場に関するSACO最終報告に書いてある緊急事態対処計画というのはそういうものであって、政府もそうした説明を受けてきたんじゃないんですか。
しかし、アメリカの国防長官府は、行政部門だけでなく、緊急事態対処計画の作成、見直しに関する政策指針作成や当該計画の見直しについて国防長官を補佐することとされており、統合参謀本部と緊密に協力、調整しながら、軍の作戦にも関与している。
その中に、「海上施設の滑走路が短いため同施設では対応できない運用上の能力及び緊急事態対処計画の柔軟性は、他の施設によって十分に支援されなければならない。」と書いてあります。そうすると、「他の施設」というのは何ですか、これ。ほかの民間飛行場や何か使わなきゃいけないんじゃないですか。例えばヘリポートで戦略空輸ができますか、代替のヘリポートで。できないでしょう。
「短いため同施設では対応できない運用上の能力及び緊急事態対処計画の柔軟性(戦略空輸、後方支援、緊急代替飛行場機能及び緊急時中継機能等)は、他の施設によって十分に支援されなければならない」。だから、キャンプ・シュワブの沖に海上施設ができるが、それ以外に施設をつくらなきゃならぬことが決まっているわけです。
「海上施設の滑走路が短いため同施設では対応できない運用上の能力及び緊急事態対処計画の柔軟性」として、「(戦略空輸)」というのを書いてあるんです。緊急事態が起きると戦略空輸というのをやるわけですよ。 それで、この戦略空輸というのは何ですかということを私は、アメリカ海兵隊の普天間実施委員会のメンバーであるキング大佐、私どもを案内してくださったキング大佐に聞きました。
SACO最終報告で、緊急事態対処計画の柔軟性として戦略空輸が内容の一つになっております。この戦略空輸というものは何ですか。
○秋山(昌)政府委員 ただいま御指摘になった点は、SACO最終報告の「準拠すべき方針」というところに出ている文言でございますけれども、「海上施設の滑走路が短いため同施設では対応できない運用上の能力及び緊急事態対処計画の柔軟性は、他の施設によって十分に支援されなければならない。」というところの一例として戦略空輸というものが出ているわけでございます。
○古堅分科員 SACO報告では、海上施設は滑走路が短い、運用上の能力及び緊急事態対処計画の柔軟性は、他の施設によって十分支援されなければならないとしています。先ほども読み上げたとおりです。 防衛施設庁の説明でも、嘉手納基地には追加的施設を整備するとしています。改めて確認させていただきたいのですが、嘉手納基地を含め、県内のどこの施設に、どのような施設を建設しようとしているのか。
その文書の3の(b)には「海上施設の滑走路が短いため同施設では対応できない運用上の能力及び緊急事態対処計画の柔軟性(戦略空輸、後方支援、緊急代替飛行場機能及び緊急時中継機能等)は、他の施設によって十分に支援されなければならない。」とありますが、「他の施設」とはどこを指しますか。