1973-07-26 第71回国会 衆議院 内閣委員会 第45号
さらに私は、そういう緊張時代の、いわゆる二極時代の世界政局の中から、だんだんと多極化する新情勢に入りまして、ベトナム戦争の停戦であるとか、あるいは、先ほど申し上げましたように、ニクソン大統領の訪中、訪ソというもののあとに日本の田中総理が中国を訪問されたということは、先ほど申し上げましたサンフランシスコ平和条約の締結、鳩山総理の訪ソ、日米安保条約の締結に次ぐ大きな壮挙であろうというふうに評価をしております
さらに私は、そういう緊張時代の、いわゆる二極時代の世界政局の中から、だんだんと多極化する新情勢に入りまして、ベトナム戦争の停戦であるとか、あるいは、先ほど申し上げましたように、ニクソン大統領の訪中、訪ソというもののあとに日本の田中総理が中国を訪問されたということは、先ほど申し上げましたサンフランシスコ平和条約の締結、鳩山総理の訪ソ、日米安保条約の締結に次ぐ大きな壮挙であろうというふうに評価をしております
「原爆や水爆の競争をしているということのばかばかしさをだんだんに感じてきて、平和になって、」、そういう「恐怖時代」とか、「緊張時代」というものがなくなった場合には、ソ連も択捉、国後に固執しないだろう、そういう時代がくればこの問題を解決するいい時期ではないかと思う、ということを鳩山さんがおっしゃっているのです。これは間違いありませんか。
それですから、米ソの関係というものは、両方ともに、原爆や水爆の競争をしているということのばかばかしさをだんだんに感じてきて、平和になって、何と言いますか、何かの恐怖時代というか、緊張時代というか、その緊張の緩和という時代が来るだろうと思うのです。
以上申し述べました観点から、国防に関する自衛、攻撃の概念の説明を防衛庁長官に、また、国際的には、緊張時代より緩和時代、すなわち戦争より平和に態勢が進行しつつある現状については外務大臣より、それぞれ所見を承わりたいのであります。