2001-04-10 第151回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
○国務大臣(平沼赳夫君) 平成八年の綿製ポプリン・ブロード織物の輸入急増に対するセーフガードの発動要請について御質問がございましたけれども、本件は、平成七年の十一月以降の当該品目の輸入増加に関しまして、平成八年の七月に国内関連業界より繊維セーフガードの発動要請がございました。同年八月に調査を開始したところでございます。
○国務大臣(平沼赳夫君) 平成八年の綿製ポプリン・ブロード織物の輸入急増に対するセーフガードの発動要請について御質問がございましたけれども、本件は、平成七年の十一月以降の当該品目の輸入増加に関しまして、平成八年の七月に国内関連業界より繊維セーフガードの発動要請がございました。同年八月に調査を開始したところでございます。
具体的に少し伺いますけれども、九五年と九六年、綿糸四十番手、それから綿製ポプリン・ブロードのセーフガード発動の要求がありました。これは二回とも見送られましたけれども、その理由について説明をいただけるでしょうか。
平成七年二月に発動要請のございました綿糸四十番手及び綿製ポプリン・ブロード織物につきましては、それまでの直近三年間の中の二年の期間輸入が急増し、また本邦産業におきます重大な損害の発生の事実が認められるということで調査の開始が行われたわけでございます。しかしながら、その後、これら二品目の輸入につきましては、比較的落ちついて推移いたしまして、あるいは減少傾向がしばらく続いたわけでございます。
その後、ことしの八月まで当該品目の輸入動向を注意深く見守ってきたところでございますけれども、八月以降もさらに中国側の輸出自主管理措置の運用の仕方、また迂回輸入等の動向、状況、そういったものを反映して輸入動向がどうなるかということを引き続き注視して、その結果を勘案しながら綿製ポプリン・ブロード織物に係るセーフガード措置についてなお検討を要するということで、この調査活動ができる期間、いわゆる繊維セーフガード
○政府委員(今野秀洋君) 現在は調査期間は延長されておりまして、そこの中で、その状況に応じて業界の要請を待たずして政府において調査活動を続行することができる体制になっているわけでございますけれども、仮に調査活動をそこで続行、再開するということになった場合でございますけれども、その場合には綿製ポプリン・ブロードの輸入の急激な増加があるかどうか、それによって本邦の産業に重大な損害が生じているかどうか、そういうことを
先生御指摘のとおり、九五年十一月の時点では、最終的には国際ルールに基づいた輸入の状況というものを判断いたしましたときに、綿製ポプリン・ブロード織物の輸入が直近の十二カ月の前年同期比で減少していたということがございまして、そういう環境であった。ルール上、そういう環境ですと発動の要件を満たさないということになりましたものですから、セーフガードの発動を見送ったところでございます。
そこでまずお伺いしますが、綿製ポプリン・ブロード織物に係る日中間の繊維貿易問題につきまして、繊維セーフガード措置に係る調査が行われている中で今回、日中間で共通の認識に至った経緯をお伺いします。
御案内のように、綿製ポプリン・ブロード織物、これは平織りの綿織物の一種でございまして、シーツ等の寝装具あるいはワイシャツ等に用いられる材料でございます。 これにつきまして、御指摘のように中国との間でいろいろな話し合いが行われましたが、経緯を申し上げますと、昨年十一月以降、実はこの綿製のポプリン・ブロード織物の輸入が急増いたしました。
それから同じく綿製ポプリン・ブロードの織物につきましても、直近の一年間はその前に比べまして六四・七%ということで、輸入が落ちついているあるいは減少しているということがございましたので発動を見送った次第でございます。
委員が御懸念の点は、むしろこの二の部分にあろうかと思いますが、現在、綿糸の四十番手クラス及び綿製ポプリン・ブロード織物を含めて調査中でありますけれども、こうしたものも含めて、具体的な案件についての発動の可否というものにつきましては、この繊維セーフガード措置の手続などに従いながら厳正な検討を行ってまいりたい、そのように考えております。
この中身を長々と申し上げるつもりはありませんけれども、現在調査中の綿糸四十番手クラス及び綿製ポプリン・ブロード織物を含めて、具体的な案件についての発動の可否については、セーフガード措置の手続等に従って厳正な検討を行っていこうと考えております。
今委員からお話がありましたように、本年二月二十三日、関連の事業者団体から綿糸四十番手クラス及び綿製ポプリン・ブロード織物の輸入に対しまして、繊維セーフガート措置の発動要請がございまして、厳正な検討を行った結果、四月二十一日、調査開始を決定をいたしました。