1954-05-07 第19回国会 衆議院 経済安定委員会 第22号
たとえて申しますると、二十七年度の貿易統計を見ますると、綿花貿易、すなわち原料綿花を輸入して製品を輸出したそのバランスが、二億二千万ドルの赤字になつております。羊毛貿易の帳じりを見ますと一億二千万ドルの赤字でございます。
たとえて申しますると、二十七年度の貿易統計を見ますると、綿花貿易、すなわち原料綿花を輸入して製品を輸出したそのバランスが、二億二千万ドルの赤字になつております。羊毛貿易の帳じりを見ますと一億二千万ドルの赤字でございます。
それに從來の綿花貿易における総手取金を加えまして、それが訳七、八千萬ドルですから二億何がし、大體二億というふうに考えております。無效はむろんそういうふうに言つております。日本の綿花貿易における純手取金というものは、今申し上げたように、七、八千萬ドルないし一億ドルと見積らせておりますが、これとてもきわめて内輪の見積りであるらしい。相場の變動とか、その他のことを豫想して、よほど内輪にみておる。