1964-02-27 第46回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
それから漁船の機械も、いままでは綿網等が中心でございましたが、合成繊維というものが非常に導入されてきておるということと、それから電探とか、あるいは無線とか、あるいはその他の機械、レーダーとかロラン、そういうものが非常に導入されて近代化されつつあるということが言えると思います。また二面漁業の生産基盤となりまする漁港の整備も、第一次、第二次計画、さらに昨年から第三次整備計画で相当整備が進んできた。
それから漁船の機械も、いままでは綿網等が中心でございましたが、合成繊維というものが非常に導入されてきておるということと、それから電探とか、あるいは無線とか、あるいはその他の機械、レーダーとかロラン、そういうものが非常に導入されて近代化されつつあるということが言えると思います。また二面漁業の生産基盤となりまする漁港の整備も、第一次、第二次計画、さらに昨年から第三次整備計画で相当整備が進んできた。
こうしたようないろいろの角度から考えますと、かりに綿花すなわち綿網になります原料がたくさん入りましても、相当大量につくつておいてもらわなければ、そのときに間に合わないということがあり得るのであります。
○川村委員 ただいま綿網に対する統制の撤廃につきまして、いろいろ私らが危惧しておりますところも申し述べまして、大体それに沿うように努力するということでありますので、どうか水産庁並びに通産省の綿業課におきましても、水産委員会の意見を十分取入れまして、今後われわれの危惧しますところの諸問題の解決に邁進して、そして漁網生産に支障のないように、漁網生産が十分できるような方向においてするならば、私は今度の統制撤廃
しからばこれに対して、製網業者はその金融によつて綿糸を買い入れて、従来のごときどこにはどのような綱が必要であるか、どういう時期にはどういう網が必要であるかということは、長い間の体験と漁業の実態を考えて、その網を製造し得ることができるのである、これが戦争以前の綿網の状態であつて、こうした方法に持つて行かなければならないのでないかということを、たびたびの委員会において繰返しておるのであります。
ついては漁業用資材のうち綿糸及び綿網につきましては、昨年の二月値上げになり一梱の価格が八万四千九百九十円であつたものが、一昨日改訂せられた純綿の新価格は十四万四千九百円であるように聞くのですが、今回の値上げは七〇%以上であり、これが製品は倍以上に当然値上りになると考えられます。
また今まで綿糸に対して国内需要は三万七千梱にその数を限定されておつたものが、日本政府の努力によつて、五万梱以上のものが許可されたという新聞報道にも接しておるものでありまして、かような点から言つても、やみの価格の綿糸より相当安い価格によつて綿網が漁業者の手に入ることと、われわれは考えるものであります。
たとえば綿網について見ましても、二十三年に比較してみますと、大体五倍以上に高騰いたしておる次第であり、またその他の漁業資材を平均してみましても、約四倍に高騰いたしております。
即ち綿糸、綿網或いはトウライン、マニラ・ロープ、それから石油類、これらの極めて重要な資材がことごとく輸入に待つておりまして、最近運賃、或いは産地の価格が高騰いたしまてこれらの資材がぐんぐん上つて参ります。
○井之口委員 ただいまの綿網の点について御質問申し上げますが、もうすでに貿易は民間賀易となり、価格はやみ値になつたということをおつしやつていらつしやいます。しかも政府で持つているのは約九万梱で、これも出してしまう。
すなわち油、あるいは綿糸、綿網、ロープ類、これらか生産資材の根源をなしているものでございますが、御承知のように、世界の客観情勢からこの水産資材はいずれも非常に値段が高騰いたしております。ことに油におきましては、先般の値上げにおきまして大巾な一五%の値上げになつております。ことに今日の社会情勢から参りまして、労働賃金におきましても非常に上る傾向にあります。
○奧村又十郎君 綿業課長が綿網工場の側のこと、特に金詰まりなどを御心配になつておられることは、まことにお察しいたします。そこで、どうも漁業者が金詰まりである、またその他多少の不正な関係もあるかして、引取りが非常に遅れておる、それがためにメーカーが困つておるというふうにお話がありましたが、それでは大体国内のメーカーの状況は現在どうなつておるか、何か資料があつたらお示しを願いたい。
かねて当委員会といたしまして非常に問題となりました綿糸の問題、マニラの問題が、水産庁当局のいろいろなお骨折りによりまして、綿網に対する補給金の問題は十一万何千玉という数によつて妥結を見たのでありまして、また麻の問題につきましては、三百二十万ポンドに補給金を出すことによつてこの問題の妥結を見たのでありまして、水産庁及び安本との了解が成立いたしたのであります。
第一に、輸入資材に対する補給金の廃止によりまして、綿糸は三倍半、綿撚糸は二倍八分、綿網は二倍一分、マニラロープは二倍六分の値上りが予想されておりまして、この点からしますと、漁業経営費の膨脹は一倍半から二倍近くに達するものと考えられるのであります。これに加うるに陸上輸送費の八割暴騰は、更に漁業経営に重圧を加える結果となることは明らかであります。
○冨永委員 先ほど落としましたが、沿岸漁民の保護と申しますか、沿岸漁民の一番困つておるのは、御承知の通り補給等を打切られまして、先ほど奧村委員の質問の内容をかりて申しますと、綿糸、綿網がニ倍になるのではないかというお話がありましたが、そうなりますと、この沿岸漁民、特に零細漁民の金融というものはほとんど成立たない状態に陥るわけでありまして漁村の経済がまつたく破壊されるおそれがあるのでありますが、重ねてこの
なお漁業資材の行政の間、特にマニラ原料、それから綿糸、綿網の原料等の所管の問題でありますが、第五國会中の閣議におきましてこの所管についての問題が取上げられて安本長官に一任されたということを承りましたので、私は当時水産常任委員会の漁業資材の小委員長をしておつた関係上、私は單独でお会いした時分にも、それは私にまかせられておるということの言葉を承ちましたので、その報告を申し上げ、かつ私は一人で聞いたのでは
從つてこういうことであれば、われわれは特にこの綿糸、綿網に対する調査委員会を設けるか、あるいは國会の考査委員会の手に移して調査をせんければならぬという事態になると思います。どうかそういうことに立ち至らないように、この際あるいは秘密会でもよろしいし、いかなる方式でもよろしいから、明朗になるようにひとつ腹を割つて御説明あらんことを切に希望いたします。
○砂間委員 綿網業者に対する綿糸なんかの資材の割当は、水産廰でやつておりますか通産省でやつておりますか、まずそれからお伺いしてみたいと思います。
○石原(圓)委員 それからもう一つは、綿絲、綿網の問題であります。これが最近に値段が三倍に上るということになつておるらしいのであります。そのために製造工場においてはたくさんストツクをして、漁業者へ渡さない、こういう事實が現在あります。それは要するにそれによつて利益をするがために渡さない。こういうことに解釋をしなければならぬのである。