1974-03-06 第72回国会 衆議院 逓信委員会 第9号
特に御参考までに申し上げますが、放送法が最初制定されましたときの網島政府委員の逐条説明の中にも、経営委員会というものは協会の経営を民主的に行なうためであるということとあわせて十六条とのかかわり合いに触れております。
特に御参考までに申し上げますが、放送法が最初制定されましたときの網島政府委員の逐条説明の中にも、経営委員会というものは協会の経営を民主的に行なうためであるということとあわせて十六条とのかかわり合いに触れております。
○網島政府委員 昨年の暮れまではテレビジヨンとして、当時の進駐軍と申しますか、司令部から日本が使い得る電波として認められておつたのは、一波だけであつたのであります。ところがその後ただいまお話のような情勢の変化によりまして、六メガのバンド幅を採用した今日におきまして、四つの電波を使えることは確実になつたのであります。おそらく近い将来にはこの数はもう少しふえると考えております。
○網島政府委員 このテレビジヨンの申請の免許、不免許に対する電波監理委員会の決定は、委員会において決定いたしましてその決定を各申請者に通知すれば、それをもつて効力を発生することになるわけでありますが、しかしながらただ單にそれぞれの申請者に申請についての許可、不許可を決定下るというばかりでなしに、電波監理委員会として日本のテレビジヨンのあり方につきましてどういう考え方を持つているのか、あるいはその考え
○網島政府委員 ただいまの御意見を他の委員にも伝えまして、十分考慮するようにいたしたいと思いますが、今のところ最後的決定がいつになるかはつきりいたしません。議論が非常に多くなりますと、明日の午後あるいは晩ということもあり得るだろうと思います。その決定ができましたあかつきにおいて、ただちにはたして電気通信委員会の御招集を願えるかどうかという事務的な問題もございます。
○網島政府委員 ありがとうございました。ただいまの橋本委員の御意見は、私どももつともと拝聴した次第でございまして委員の全員によく伝えまして、御趣旨に沿うて公平な立場から、最も妥当な、いわゆる国のためになる結論を出したいと考える次第であります。 —————————————
○網島政府委員 その問題に関連いたしましても、正式に議題となつた部分は議事録に残つておりますが、大部分はいわゆる意見の調整をするための懇談会であります。しかし懇談会は非公式のものでもありますので、記録には載つておりません。
○網島政府委員 民間放送をやつている企業者が、テレビジヨンの申請をとて来たかという御質問に対しましては、先般数日前にラジオ東京からテレビジヨン放送の申請が参りました。その申請は適法でございましたので、電波監理委員会はそれを受付けた次第でございます。従いまして今後テレビジヨンの免許の審査の場合に、それも考慮に入れられることになるのであります。
網島政府委員。
○網島政府委員 よく了解いたしました。
○網島政府委員 ただいまのお尋ねの点に対しましては、私どもも過去二年間やつてみまして、第二級通信士にやらせてさしつかえないと現在考えております。従いまして今年の秋なり次の国会なりの機会に、御趣旨に沿うようにこれを改正した方がよいのじやないかと考えておるわけでございますが、今回は航空法案とか船舶安全法とかいう問題に限定したものですから、一応ここにはそういたしませんでした。
○網島政府委員 その御説はまことにごもつともだと私も思います。いわゆる基本的な人権と申しますか、人間の権利というものは、あくまでも守らなければいかぬ。従いまして今後改正の際にはそういう点は十分愼重に考慮して行きたいと思います。ただただいままでは船主協会あるいは船舶通信士方面から、この点に関して改正してほしいという希望は、表明されておりませんでした。
○網島政府委員 現行電波法の第四十條におきまして、第二無線通信士の資格を「第一級無線通信士の指揮の下に行う国際通信のための無線設備の通信操作」ということになつております。この現行法は第三條の書き方を見ましても、現在の條約に違反するものではないというようにわれわれは思つております。
国務大臣の郵政大臣或いは電気通信大臣としての責任を持つた以上はその職権がなければならんのに、こういうものができて、而も不手際な竹に木を継いだような……これは意見になりますけれども、私はこれは網島政府委員が、さつき電波監理委員会が二ヵ年間ものを裁いたというのは一件しかない、非常にレア・ケースだということを言つておる、占領下で自由にならなかつた。
○橋本(登)委員 網島政府委員に電波行政について御質問申し上げたいのですが、最近これは当局も御承知のように、いろいろの意味での電波が相当乱れ飛んでおるようであります。
○網島政府委員 まことにごもつともな御意見でありまして、私どもは電波監親局におきましてこういう事実をキヤツチいたしましたので、さつそく関係方面にその事実を報告いたしました。なお今後御意見のように、私どもの責任の範囲内で万遺漏ないことを期したいと思う次第でございます。 —————————————
網島政府委員。
○網島政府委員 ただいま上程されました請願に対しまして御説明申し上げたいと思います。ただいま九つの請願を一括御上程になりましたが、これらの請願を拜見いたしますと、その御趣旨は大同小異でございますので、一括してお答えを申し上げたいと存じます。
○網島政府委員 本件は一般電気機器等から発生する電波雑音による障害を未然に防止する対策を講ぜられたいとの請願でございますが、私ども電波監理委員会といたしましても、請願の御趣旨と同様の観点から種々考究いたしておるところでありまして、今後ますます激増すると予想されるこの種障害に対する拔本的対策といたしましては、受信障害を与えるおそれのある機器または施設を新たに製造したり施設したりする際に、障害電波発生防止
○網島政府委員 御答弁申し上げます。この請願の趣旨は大阪においてテレビジヨンの実験放送を許可せられたい、またテレビジヨン放送の実施にあたつては、これを公共放送として実施されたいというのでございますが、大阪におけるテレビジヨンの実験放送につきましては、すでに去る二月二十六日から日本放送協会におきまして実驗電波を発射いたしておりますので、請願の御趣旨には沿い得たものと存じております。
○網島政府委員 テレビジヨンに使う周波数は、これは超短波という部類に属するものでございまして、この超短波の周波数の利用に関しましては、まだ国際会議においてはどこからどこまではどこの国が使う、どこからどこまでは日本が使うという決定はされておらないのでございます。
○網島政府委員 周波数の問題についてお尋ねでございますが、この問題は現在予備作業班の通信分科会の周波数部会というところで、作業を継続中でございます。この周波数の問題につきましては、国際会議で日本に割当てられた周波数は、これは日本が使い得るものでありまして、それをアメリカが使うということはないものと考えております。ただ国際会議におきまして、まだきまつておらない都合が相当ございます。
○網島政府委員 いろいろただいまお話がございましたが、私どもといたしましては、今まで外務省あるいは法制局とこの行政協定の問題につきまして、その解釈その他いろいろ折衝して参つたのであります。
網島政府委員。 —————————————
○田中委員長 ただいま網島政府委員からお話もありました。さらに石原委員並びに田島委員からも御希望がございましたので、速記をやめまして野村政府委員から交渉内容を承りたいと思います。速記をやめてください。 〔速記中止〕
○網島政府委員 その点については、今後どういう形の行政機関になるか、私どもまたはつきり承知しておりません。従いましてもう少し具体化いたしましたら、研究してお答え申し上げたいと思います。
○網島政府委員 電波監理委員会といたしましては、総理がどういう意味でそれをおつしやつたか、よくお尋ねいたしましてはつきりさせたいと思います。
○網島政府委員 先ほどの御意見の点はよく承りました。六メガ、七メガについて通産省あるいは大蔵省の意見を聞いたかというお話ですが、この六メガ、七メガにきめるという問題につきましては、聴聞の席上、通産省から関係官が参りまして、その関係官の意見を聞いたのでありまするが、通産省は電波監理委員会の決定に異存なしということでございました。
○網島政府委員 まず私どもといたしまして、現在のわが国の状況において、テレビジヨンを実施することが可能であるかどうかということを確かめる意味合いにおきまして、外務省、大蔵省、通産省の見解を調べたのであります。
○網島政府委員 聴聞会の主催は審理官がやつておりまして、審理官に聴聞会を命じましたあかつきにおきましては、委員会は一切干渉をしないことにしておりますので、ただいまの準備調書につきましては、おそらく審理官がとつておると思いますが、そういうものがございましたら、御趣旨に沿うようにしたいと考えます。
○網島政府委員 私は七メガの研究が日本で行われたということも知りませんし、また政府が研究さしたということもございません。私どもは六メガで十分であるということから、そういう研究はいたしておりません。
○網島政府委員 ただいまの御質問の点は、私どもももちろん考えているわけであります。現在開設の根本基準の案をつくつておりまするが、この根本基準はそういう点も考えて、いろいろ検討しておるつもりでございます。
○網島政府委員 韓国向け放送と申しますか、現在連合軍が使つている放送は、来年度におきましても、こちらの放送の余裕のある限りにおきましては、これを継続する必要があろうというふうに考えまして、予算の中にはそういうものも織り込んである次第であります。
○網島政府委員 その点は私ども監理委員会としては、これは利用者であるところの駐留軍が支拂うのが適当であるというふうに考えております。
○網島政府委員 ただいまの国際放送に関しますお尋ねに対してお答え申し上げます。お説のように放送法第三十三条によりまして、電波監理委員会が国際放送を行うべきことを命ずることができるのでございますが、その命令は同法の第三十五条によりまして、国の予算の金額を越えない範囲ということに相なつておる次第であります。
○網島政府委員 ただいま、お尋ねの予算総則の弾力条項と申しますか、相互融通し得る条項についてお答え申し上げます。御承知のように放送事業は、社会、経済、政治、あらゆる事柄の変転に応じなければならない報道業務を持つておりますとともに、国民大衆に対しまして健全明朗な娯楽を提供するために、芸能各界の動きに適応した番組を組む必要がございます。
○網島政府委員 いろいろ御質問がございましたが、最初のローカル放送が縮小されているのではないかという御質問ですが、先ほど私から高塩委員の御質問にお答え申しましたように、私どもといたしましてはローカル放送、ことに第二放送と申しますか、そういう面の整備につきましてはいろいろ協会と相談もし、またできるだけその方向に進むように努力しているつもりでありまして、施設の面からは逐次そういうものがふえまして、第二放送
○網島政府委員 ただいま高塩委員の申されたことはまことにごもつともでございまして、この協会の決算は次年度の予算にも関係がございまするし、また協会の事業の業務にも密接な関係を持つものでございます。
○網島政府委員 ただいまの御質問の点、よくのみ込めなかつたのですが、もし答えが間違つておりましたならば、もう一度おつしやつていただきたいと思いますが、改善を必要とすると会計検査院において認られたものにつきまして、国会におきましても当然そうであるというふうにお考えのものにつきましては、電波監理委員会といたしましてその旨を放送協会に伝えまして、今後万遺漏ないようにして行きたいと考えております。
網島政府委員。
○網島政府委員 私、電波監理委員会の網島でございます。先般前委員長の富安さんが御健康を害されまして、委員長を御辞任されました。そのあとの委員長といたしまして、先般不肖私が、総理大臣より国会の承認を得られまして、後任委員長として任命いたされたのでありまして、私不肖でございますが、今後電波監理委員会の委員長として、電波行政を担当いたすことに相なつた次第であります。
網島政府委員。
この際、網島政府委員より発言を求められておりまするので、これを許します。網島政府委員。
○網島政府委員 放送法についておりますところの海外放送の命令を政府が出したときの政府の補償は、全額補償であるべきものと思つております。
○網島政府委員 先ほど申し上げました昭和二十四年三月十日の覚書は、これはスキヤツプから日本政府あての覚書でありまして、総司令官の代理のレヴイ大佐が署名しております。従いましてこれはスキヤツプのほんとうの覚書だとわれわれは了解しております。それからその次に、当方からCCSに対しまして要請したのに対してあつた回答は、これは民間通信局の局長ジヨージ・アイ・バツク代将の署名による覚書であります。
○網島政府委員 ただいまの御質問にお答えいたします。先ほど長谷電波監理長官から申し上げましたように、この根本基準によりまして、地方のこの基準の適用は、大体私どもとしては順調に進んでおつたと考えておつたのであります。もちろんその前には、この基準がきまりましてから、こういうふうに基準がきまつたからよろしくお願いするという連絡は、水産当局の方にも申し上げてございます。
○網島政府委員 お答えいたします。私どもは新しくこの漁業の無線局の免許を受けるものが、ただいま御指摘の漁業協同組合であつてはいけないというようなことは、毛頭考えておらないのでございます。
○網島政府委員 前の関係がございますので私からお答え申し上げますが、御承知の通り日本放送協会は新しい法律に基く日本放送協会に六月一日をもつて改組されたわけでありまして、元の社団法人日本放送協会としての決算は、前年度分のものにつきましては一応三月三十一日付をもつて終つて、これは政府の認可を得ておるのであります。四月、五月の二箇月のものにつきましては、決算がまだ政府に出て参つておりません。
○網島政府委員 私網島でございます。私第七回国会の当時におきましては、まだ電波監理委員会というものができておりませんで、当時の電気通信省の外局でございました電波庁の長官をやつておりました。電波関係の三法案がこの委員会で審議されるにあたりまして、たいへんこの委員会の皆様におせわになつたのでございまして、この機会に厚くお礼申し上げたいと思います。