1974-12-23 第74回国会 参議院 本会議 第5号
第二の理由は、軍国主義復活強化をはかる軍事費、陸上自衛隊の運営費四十四億円、さらに四次防に含まれる艦船の建造費の継続費総額で百七十億円以上もふやしているものとなっている点であります。 第三の理由は、前田中内閣の列島改造を依然として継続し、大企業奉仕の公共投資を改めていないことであります。 このように、本補正予算は、田中内閣の反国民的政策をそのまま受け継いだものになっているのであります。
第二の理由は、軍国主義復活強化をはかる軍事費、陸上自衛隊の運営費四十四億円、さらに四次防に含まれる艦船の建造費の継続費総額で百七十億円以上もふやしているものとなっている点であります。 第三の理由は、前田中内閣の列島改造を依然として継続し、大企業奉仕の公共投資を改めていないことであります。 このように、本補正予算は、田中内閣の反国民的政策をそのまま受け継いだものになっているのであります。
そればかりか、本補正予算において、たとえば気象観測船の運航費は削減しながら、陸上自衛隊の運営費は四十四億円もふやし、さらに、四次防に含まれる艦対空ミサイル積載のDDG護衛艦、DDE護衛艦、DE護衛艦並びにSS潜水艦の建造費を継続費総額で実に百七十億円以上もみずから進んで増加していることは、三木内閣が依然として軍国主義復活、大企業優先の危険な道を進もうとしていることを示しているのではないでしょうか。
既定計画艦の継続費総額が四百七十二億一千万円でございます。そのうち四十二年度の年割り額が百十八億二千五百万円になっております。 新規計画艦、四十二年度の新規計画につきましては、甲型警備艦建造費が四十四億五千六百万円、うち四十二年度計上額が七億三千六百万円、それから乙型警備艦建造費が三十二億七百万円、うち四十二年度計上額が五億四千八百万円でございます。
規定は、国会が、継続費成立後の会計年度の予算の審議において、当該継続費につき重ねて審議する……」ということを特に謳いましたのは、これは念のためにこれを入れたのでありまして、先ず文字的な解釈を一応申上げますと、「当該継続費につき」と言つておりますのは、次年度以降の予算では年度割額が出て来ると思いますが、その年度割額について審議するばかりでなしに、その年度割額が一部をなしているところの全体の継続費、継続費総額
というのは、継続費総額について一旦国会が議決をしておりますから、その議決をしいたということの政治的な意味というものは非常に大きいと思うので、初めて今年度予算に出て来た項目に対する審議と、すでに曽つて議決した継続費の一部に対する審議というものは重みが違つて来ると思うのですがね。そういう意味でやはり何か年割額についての国会の審議権といつたようなものを認めたほうがいいような気がしますがね。