1954-03-26 第19回国会 衆議院 法務委員会 第28号 事実の要旨は、「栃木県那須郡小川町は、宇都宮市より東北に約三十キロ、那珂川の上流に位し、町制をしいてはいるが、住民の大半は農業を営んでいる町であつて、本来ならば平和な農村であるべきはずであるのに、数年前より暴力と奸智にたけたるボスの一群が陰然たる勢力を張るようになり、町政の上に、町民の継済生活の上に大きな支配力を有するに至り、町民の中には被申告者等の不法なる圧迫と権利の侵害を受くる者が多いのであるが 戸田正直