1996-05-21 第136回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
平成六年で三十八万二千俵、生糸ベース換算でございますけれども、「絹等の供給割合の推移」という表があるわけですが、こういうふうな形で二次製品が急増してきている背景というのはどうなのか、通産省の方にお伺いしたいと思います。
平成六年で三十八万二千俵、生糸ベース換算でございますけれども、「絹等の供給割合の推移」という表があるわけですが、こういうふうな形で二次製品が急増してきている背景というのはどうなのか、通産省の方にお伺いしたいと思います。
年間の絹等の需要量を見ますと、平成六年では四十四万俵であり、このうち国産生糸は六万五千俵にすぎません。輸入生糸、輸入絹糸が合計六万二千俵、残り三十万俵以上は輸入絹織物、輸入二次製品が占めているのであります。特に絹二次製品は平成五年に比べ五割近くも増加しております。絹市場そのものは拡大しておりまして、日本は世界の絹消費量の四分の一を占め、絹の大消費国となっているのであります。
現在輸入規制の要望があるものというのでは大島つむぎと絹織物というのがこの間、最近までございましたが、絹織物につきましては生糸が去年の八月から一元輸入になりまして、国産生糸がキロ当たり三割ぐらい高いものですから、付加価値の低い絹織物、主として羽二重、裏絹等の裏地用のものでございますが、それが中国、韓国から輸入がふえまして、何とか対策をとってくれというのが一つございます。
それからもう一つ、もちろん絹等に対するいわば、できれば絹を着たいということは確かにございます。その場合に、やっぱり価格条件があるわけであります。価格条件もさらに分けますと、先生の御指摘の安定の問題と、やはり価格の高さと申しますか、水準と両面あろうと思うわけでございます。
しかし、中国から日本に輸入される生糸だとか絹等物、大豆だとか、こういうものは特恵関係からはずされておりますから、いま実際問題として、中国側から特恵を与えてくれろということを覆うか。まあ、言うにしてもあまりうまみがないのじゃないだろうか、私はかように考えております。
日絹等において長年調査をしております表から見ましても百日以上が七〇%に近い。百日以上という中には、百三十日というものが相当含まれている。大体発行してからの日柄でありますが、この発行する前に、荷物を送って手形をとりにいくという期間が、またこれは相当あるわけです。
先ず第一に商務長官は十九日にビユーロー・オブ・スタンダード、基準局でありますか、規格局でありますか、これに対しまして、現行の規格が絹等の薄物を含めて織物の可燃性、危険性を判定するに適当であるかどうかに関して、一週間の期限を以て再調査をするように命じたようであります。
それから第二は花嫁用のベールでありますとか、婦人の帽子に附着する薄絹等、通常洗濯せずに使用するものにつきましての可燃性のテストは洗濯をせずにこれを行う、ドライクリーニングは別であるが、洗濯をせずにテストを行うということもはつきりいたしたようなわけでございます。
御承知のように私も絹等につきましては、至つて知識がないのでございますが、ただいまのお話で非常に得るところが多かつたように思います。
それから第二は、いわゆる花嫁衣裳等に使用いたしまするヴエールとか、婦人帽に付着いたしまする薄絹等、通常洗濯をせずに使用するものにつきましての可燃性のテストは洗濯をせずにそのテストを行う、これも確実のようでございます。
一つは綿につきましては、向うの審査の方針は、綿の取引所について審査をしておるわけでありますが、それが今問題なので、それがきまればあとは右へならえで全部片付くと、こういうお話ですが、そのうちに絹等も全部はずれるような状況になるだろうから、それまで待つたらどうかというようなことも言われたこともございますし、一つは取引所を開設しますと、相当そのために金融がそれのほうに流れやしないか、従つて今の金詰りから或
この檢査はご承知の通りに絹等につきましては毎回檢査を現場でやつております。単に書類を見るだけでございませんで、それぞれの製品を一々現場で見まして檢査をいたしておるのでございます。私どもといたしましては、この檢査は、特に絹、人絹というようなものにおきましては、単に合格品、不合格品というものを区別するだけでございません。